悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

東アジアカップ2013

人気のある日本代表のはずだがいまいち盛り上がらない大会だと思っていたら、海外組は招集ゼロ。Jリーグ組で戦いを挑んでいたからであった。
開催国の韓国もフル代表からは程遠いメンツだったように思う。ク・ジャチョルキ・ソンヨンといったところが出ていない。
それにしても今日決勝をやっていたが、なんだ?あの試合は?というくらい酷い出来の試合だった。
コンフェデを見てストレスが溜まっていたが、やはりレベルが違うのだろうか。昔の日本代表を思い出すというか盛り上がらない試合。
結果勝てて、東アジアカップ初優勝とか。今まで勝っていなかったというのも不思議だが、それくらいこの大会は軽く見られているということか?
ともあれ、開催国の韓国に押されっぱなし、支配されっぱなしの試合だった。その韓国もボールを持ってはいるが、決定機を作れず、決めきれずモヤモヤの貯まる試合。
日本はチャンスらしいチャンスもなく、コンビネーションはひどすぎる。ボールを奪ってもキープできず、ただ前へ蹴っているだけ。ボールを繋ぐ日本代表らしいサッカーとは程遠く、ほんとうの意味でのA代表とはかなり違う。まあ急造チームという事もあるのでしかたがないとも思うが、酷い試合だった。
その中で数少ないチャンスをきちんとモノにした柿谷は大したものだ。ロングボールから抜けだして確実に決めた1点目。シュートのこぼれ球をコースに落ち着いて決めた2点目。どちらもすごいというようなシュートではないかもしれないが、決定力がある、落ち着きのあるストライカーである。フル代表にも残るだろう。

一方中盤はめちゃくちゃ。ボールが奪えない。奪った後、ボールを収められないなどこのチームでは攻撃を組み立てるのは不可能。今日の勝ち方は効率のいい勝ち方だが、たまたまである。そしてこれだけボールを持たれまくれば、一方的な試合にもなりかねない。韓国もかなりダサい試合をしていたので助かったという感じ。
攻撃の中心でもある本田と遠藤、長谷部ダブルボランチとの差は明らかだと思う。まあ、今のフル代表はかなり熟成しているということもあるだろうが…

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