昨晩、ひょんなことから私が中学の頃に流行った曲をYoutubeで聞いたりしていた。
当時は歌番組が多く、中でも久米宏、黒柳徹子の司会のザ・ベストテンは多くの子どもたちが見ていたと思う。
私は歌番組と言うかテレビそのものがあまり好きでなかったのかもしれないが、うちの姉は歌番組が好きで、よく見ていたように思う。
Youtubeで見て惹かれたのは久保田早紀の「異邦人」。突如現れたスターで、大ヒットした曲である。
独特の雰囲気を持つ曲で、歌う久保田早紀の美貌と相まってたちまちスターになった。当時は歌が上手い人が多かったためか、久保田早紀の歌をうまいとは思わなかったが、今の歌謡曲と比べると随分といい。
クリアーな歌声と媚びない表情。ツンとすました所が良い。ある意味芸能界慣れしていない感じがしている。
芸能界ではこの曲が圧倒的な存在感で他の曲は全く知らなかったが、当然知らない間に結婚して幸せな家庭を築いているようである。
ナレーションで有名な久米明の息子さんである音楽家の久米大作氏と結婚し、キリスト教の音楽伝道師として久保田先ではなく「久米小百合さん」として活躍しているらしい。
現在55歳ということだが、きれいなおばさんという風情であった。お嬢様がそのまま結婚して奥様になったという感じである。
