三銃士　王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船

あまり期待してなかった割には非常に楽しめた。
オーランド・ブルームとミラ・ジョヴォヴィッチが日本での、また個人的にも知名度が抜群なのだが、はっきりいって脇役にすぎない。
また主役は三銃士ではない。少年銃士のダルタニアンが主人公。彼の補佐役に三銃士がいて、2重スパイの悪女がミラ・ジョヴォヴィッチ扮するミレディ。そしてイギリスのバッキンガム公爵役にオーランド・ブルームということだが、彼らよりも敵役として立ちはだかるのがフランスの宰相の枢機卿である。そしてその部下のロシュフォール隊長。

三銃士は主役ではないと書いたが、それもそのはず、三銃士は三部作のはじめに過ぎず、三部作をまとめてダルタニアン物語というそうである。なるほどそれならダルタニアンが主人公のはずである。内容的にもフランスの庶民に受けそうな内容である。
お馬鹿な国王ではあるが、人間としては善人であり、国民からも愛される王として描かれているのが微笑ましい。