悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

サンクタム

タイタニックアバターの作品で知られるジェームズ・キャメロンが製作に加わった映画。さぞかし大迫力の映画で見る前からの期待は大きかった分、残念感が強い。
映画自体の出来は悪くないが、スリルやアクションはなく、ストーリー展開もほぼ先が読めてしまうような内容。全体的に閉鎖された空間での同じようなシーンの連続なので色彩的にも変化が乏しく面白みがない。だいたいこういうたぐいの映画は派手さにかける。
しかもこういう硬派な洞窟探検を描いている作品なのに女性が登場する。女性はいらない。足手まとい以外の何物でもない。一人だけならまだしも二人も。かなり見ていて鬱陶しい。女性から見ていてもかなり鬱陶しい存在に見えるはず。
ファンタスティック4のリーダーが登場。主要人物の一員だし、明るいキャラクターである。しかしながら非常に残念な人間として描かれている。一緒に冒険していた名も無き探検家たちのほうがはるかに主人公フランクを信頼しているし尊敬している。
通常の親子関係とは違って、息子は父親に反感を持っているが、多くのものを受け継いでいる。そしてこの命がけの冒険で尊いモノ失い、大切な物を得た。それだけに非常に残念な気もする。

サンクタム [DVD]

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