悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

今さら八百長って言ったって 大相撲

このところ毎日のように相撲の八百長関係のニュース。
マスコミの集中砲火的なニュースの垂れ流し用は半端ないな。
押尾事件
 ↓
のりピー
 ↓
海老蔵
 ↓
おせち
 ↓
八百長

もうなんだかこんなのばっかり見せつけて、能書きを垂れる評論家みたいなのが多すぎ。

ともあれ、私が幼い頃はまだ大相撲は人気もあり、小学校でも相撲好きの生徒もいた。なんといっても「大相撲」という雑誌をずっと買い続けて保管しているようなやつだったし。今もあるんだろうかね。「大相撲」
子供の頃、人気があったのは先代の大関貴乃花。細い体で土俵際にうっちゃるシーンは何度もあった。だが、彼らもまた八百長の常連であったのかもしれない。一応「かもしれない」と言っているが限りなく黒だと思っている。晩年惨めだった人気力士の先代貴乃花をあえてかばってみた。
当時人気があったのは大学出身の横綱輪島。大関魁傑。輪島、魁傑という二人を抱える花籠部屋が全盛だった。まあ、貴乃花の部屋にも若三杉という若手力士が二枚目で人気があり、最後は横綱にまで上り詰めた。2代目若乃花である。
実力的に一番強かったのは誰が見ても北の湖であった。それはもう憎たらしいくらいの強さとよく言われた。優勝回数こそ24回だが、優勝決定戦は弱かった。しかし当時の北の湖に勝てる確率は低かったのにこうも簡単に決定戦出場になり、優勝を逃すというのがおかしい気がしていた。もちろん優勝争いする力士たちだから、強かったとは思うが。貴乃花との決定戦では子供ながらに「ああ、星を売ったんだな」と思っていた。
まあ、昔からあったことなんだと思う。
借金で花籠部屋を継げずにプロレスに行った輪島。大関魁傑が部屋を継いで現在は理事長放駒親方である。彼が記者会見で見せた今まで八百長のようなことは「いっさいない」と言っていたのが白々しく、間抜けなコメントに思えて仕方がない。現役時代は好きな力士だっただけになんとも後味が悪い。
興業なんだからそういうものだと思っているが。
なのにあの例のメールの解析は警察がやったそうである。まあ、国からの予算が出ている組織なので大義名分としては成り立つ。しかしそこまでするような大きな問題か?とも思える。もっと危急の問題が多くあるだろうに…。

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