悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

おせち料理の話 おせちはごちそうなのか?

昨日のネタの続き。
本当はおせちなんてどうでもいい。もともと食べないし。
まあ、おせちの起源から言っても、美味しいとか好きとかはともかく、縁起物らしい。しかし私は美味しいおせち料理というものに出会ったことがない。というか保存食の意味合いの濃いおせち料理、冷えた料理よりも作りたてのモノのほうが絶対に美味しい。(と私は思う)
まあ、裕福なところのおせちは食材にもお金をかけてきっと美味しいのであろう。我が家は子供の頃から大したおせちはなかった。父が大して好きでなかったということもあるし、まあそのせいで私もこういう料理があまり好きでない。だいたいいつも蒲鉾だとか煮物だとか豆や数の子、海老、昆布なんかが入っている。考えればそれなりにお金のかかることだと思う。
あんなお金をかけるなら普段どおりのおかずとご飯のほうがいい。
まあ、それでも正月だから正月らしくと母が作ったおせちはそういう意味でもちょこっとは食べた。蒲鉾などの練り物はあんまり好まないし、海老や煮物もそれほど好きではない。でもまあ手作りだ。こういうもんだと思っている。
それが最近はおせちは家で作らずに買うものらしい。で、値段を見てびっくり。3万円くらいのおせちは当たり前のようである。3万円あったらかなりごちそうが食べられると思うが。まあ、おせちも1食分ではないと思うが、3日も食べられるほどの量は絶対にない。家族4人ならそれこそ1回で食べ尽くすくらいの量じゃないだろうか?それが3万円。たしかに食材にお金は掛かっているんだろう。でも何かなあ。これだけの金額ならもっと美味しい物が今の時代あるだろうに。
料理は食材と調理と盛り付けで美味しくいただくというのはわかる。しかしそれだけではない。食べるタイミングもあるはずだ。もちろんつくってから少し寝かせてから食べたほうが美味しい物もある。だが、ほとんどの食べ物は作ったあとすぐが一番美味しい。経験的にそう思う。女房の作るお弁当だって、つくってすぐのほうが多分美味しい。こんなコト書いていると明日からつくってくれなくなるかもしれないが。
たしかに文化としてのおせち料理というものはある。こういう機会でないと食べないという食材もある。(例、数の子)いつも行っているファミリーレストランやファストフードなどを正月から食べるというのもいまいちな感覚でもある。ちなみに私は普段からファミリーレストランやファストフードはほとんど行かないけど。でもおせちって買ってまで食べるものなんだろうか?
こんなことを書くとおせちを心を込めてつくって提供している料理人には一度食べてもらってから言ったほしいと言われそうだが…。


それにしても何度見てもひどいなあ。あのおせちはキレイに入っていたとしてもとても10500円の品には見えん。あ、本当は21000円か(笑)
グルーポンでバードカフェのおせち料理を買った方の声を集めてみた 「おせちを作るだけの実力がない」 - ライブドアニュース

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