妻も私も休みの日だったので、運動不足解消を兼ねて散歩をしてきました。
妻はよく歩きますが、ただの散歩をするというのではなく、散歩には目的があります。
美味しいものを食べに行くという目的のためには本当によく歩きます。
いつも梅田界隈で待ち合わせをするときに利用するのが、この「London Tea Room」です。
紅茶専門店ですから、英国を強く意識したお店。
新しい店ではありませんが、落ち着いた雰囲気で美味しい紅茶を飲ませてくれます。
イギリスがアヘン戦争を始め、アメリカ人がコーヒーを飲む事になった原因がこの紅茶にあった、というのは少しこじつけな気もしますが、先日読んで、最近まとめている「お金の流れでわかる世界の歴史」を思い出し、妻に「ボストン茶会事件」についての話をしたり…。
モーニングセットはサンドウィッチが食べられます。
ハムサンド!
先程のサンドウィッチがあるので、それほどお腹は減っていません。
堂島アヴァンザにあるジュンク堂で本を見たりします。
最近は本屋さんに行かず、もっぱら電子書籍ばかり。
本屋で生の本を見ると(生の本っておかしな表現ですね)きれいな装丁でより魅力的に見えますね。
とか言いながら、文字ばかりの本なら電子書籍でいいと思っているのです。
しかし目を引いたのが「ディアゴスティーニ~♫」のCMでおなじみのムックですね。
これは電子辞書では無理なのです。
派手なパッケージとその付録。
付録というか、雑誌部分が付録で、模型や部品などがメインの商品ですね。
創刊第1号のみが特別価格で、買いやすく、その後は結構なお値段になります。
ともあれ、
どこにお昼は食べに行こうかと、あちこち歩きまくります。
お昼ということとコロナの影響で多くの飲食店が営業を停止しています。
そんな中結局、ヒルトンプラザウエストにある「民生」という中華料理店に行くことになりました。
r.gnavi.co.jp
非常に繁盛しているようで、少し座席を案内されるまで待ち時間がありました。
ランチでそれぞれ2品ずつ注文したので、4品あります。
一人で食べる2品よりもふたりで4品をシェアしたほうが楽しめますよね。
以前も妻とランチに来たことがあります。
「民生」という名前と中華料理ということでとても「共産主義」っぽいなあなんて、深い意味もなく思っていました。
スープとご飯はおかわり自由です。
きのこのスープはとろみがあるものの、あっさりしていて、食べやすいです。
大変美味しいので、おかわりをしたのですが、とろみがあるので何杯も食べられるようなものでもありません。
スープでお腹が一杯になってしまいます。
ご飯は普通の白飯とお粥が選べます。
私は白飯で、妻はお粥にしました。
お粥は売り切れやすいみたいで、妻の注文のあとは売り切れとなったみたいです。
これは海老のピリ辛マヨネーズソースです。
しっかりと味はついていますが、この後の濃いめの料理を食べると薄味に感じてしまうから不思議です。
プリプリの食感。
ピリ辛と言っているものの、全く辛くありません。
これは酢豚。
酢豚って、ピーマン、玉ねぎ、人参、たけのこなどが入っているというイメージですが、ココはまさに邪魔者なしに酢豚です。
申し訳程度にピーマンが入っていますwww。
甘酢がとてもしっかりとした味付け。
ごはんがススムくんですね。
ガッツリと食べようとするとやけどするくらいアツアツでしたね。
銀杏入り色々野菜炒め。
秋の食材銀杏が程よい加減です。
あの苦味というか独特の風味が好きなんですね。
濃いめの味の中華料理にあって、これは薄味です。
酢豚を食べた後だから余計に沿う感じたのかもしれません。
真っ白なキノコやシャキシャキした食感の山芋でしょうか。
銀杏もこれらの食材も美味しかったです。
小学校の頃ですかね、「銀杏」と漢字のテストかなんかで、「ぎんなん」と回答してバツになったような気がします。
「いちょう」と読まなければいけないとか。
間違ってはいないと思うのですけど、テストというものはそういう物なんでしょう。
いい勉強にはなりました。
そして麻婆豆腐。
辛さは非常に控えめで、辛いものが大好きな私にとっては全く辛さを感じませんでした。
でもこれもものすごい「メシ泥棒」。
最後はご飯をぶち込んで、麻婆丼となって食べていました。
食後のデザート前ついています。
これは抹茶プリン。
しっかりとした舌触りでした。
プリンも抹茶も嫌いではないですが、ご飯を食べすぎたせいか、あまり食べたくありませんでした。
一口二口と食べていると、妻が「私が食べてあげよう」と、残りをほとんど一口で食べてしまいました。
甘いものは別腹なんて言葉がありますが、女性の甘いものに関してはそういうものなんでしょうか。
満足度と満腹度の高いランチでしたね。