悪魔の尻尾

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三毛猫ホームズ・シリーズ

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おはようございます。
通勤途中で見かける朝顔
小学校の頃に植えた朝顔は、赤いものや青いものでしたが、これはどちらでもない色。
青と言ってもくすんだ暗い青。
なんとなく不気味な色に見えるのです。
私の心理状態の反映なのか?なんて他愛もないことを考えながら会社に到着。
いつもどおりの時間。

最近は通勤中に赤川次郎さんの三毛猫ホームズシリーズを読んでいます。
かなり以前にKindleで買ったもの。
放置、積読ですね。
電子書籍積読するにはピッタリですね。
なんと言っても場所を取りませんから。
いや、変なたとえですね。
積読しようと思って買う本なんてないはずですからね、普通は。

三毛猫ホームズの怪談から読み始め、これが一作目でないことにすぐに気づきましたが、そのまま読み終えました。
読みやすく後に残らない、推理小説です。
主人公は警視庁捜査一課の刑事、片山義太郎。
この肩書を持つ小説の主人公って、一体どれくらいいるんだろうってふと思いましたが、よくある刑事モノの小説です。
鬼刑事とは正反対のキャラクターで、殉職した元刑事の父の最後に残した言葉を守って、刑事になった人なんですね。
血を見ると貧血を起こすという、およそ刑事らしからぬキャラクター。
独身で女性が苦手、特に美人と対面すると極度に緊張状態になる性質です。
片山義太郎は母も亡くしており、妹の晴美と一緒に暮らしています。
この妹も主人公と同じくらいの立ち位置にいます。
愛嬌のある女性でしっかりもの。
兄とは随分違うんですね。
片山の後輩に当たる石津刑事も良いキャラです。
妹の晴美にゾッコンなので、彼女の言いなりですが、根は善良な脳筋キャラですね。

あ、タイトルにある通り、主人公は三毛猫のホームズかもしれないですね。
まあ、彼女(メスなんですね)は喋りませんから、人間キャラが中心で話は進みます。
ただ、とても賢い猫で、人間の言葉や行動を理解しているような動きをします。
名探偵な猫なんですね。

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