Amazon Kindleで読んだ本である。
看板を出さない食堂、その味もとても美味しいが、それ以上に思い出のある食を発見する探偵業を副業として営んでいる。
料理人は元刑事、鴨川流。探偵事務所の所長は娘の鴨川こいし。
この本には
鍋焼きうどん、ビーフシチュー、鯖寿司、とんかつ、ナポリタン、肉じゃが
の6つの話が記載されていて、それぞれは別の話だ。
雰囲気はテレビの深夜食堂のようなイメージ。
と思ってたら、この作品も映像化されているようである。
NHKのBSである。知らなかった。
元刑事の推理力と一流の料理の腕で成り立つ、商売っ気のない食堂が織りなす人間模様が見どころ。
もともと映像化をはじめから考えられてたらしい。なるほど、そう言われてみればそういう気もする。
続編もたくさんあるようなので、気が向いたら読んでみようと思う。
