悪魔の尻尾

みなさ~ん、元気にしておりますか?

モテキ

森山未來主演のTVドラマ「モテキ」がとても面白かった。一昨年入院したときに、Amazonプライム・ビデオをタブレットにダウンロードしておいて、暇つぶしに見たのだが、男なら分かる恥ずかしい部分を赤裸々に描いた作品でもあり、見ていて楽しかった。年齢的には今更見るか?というような映画だが。

そんな事もあって、映画版の「モテキ」を見てみた。主演は変わらずだが、ヒロインが異なる。長澤まさみである。なんとも魅力的な女性であるが、あの映画の中の女性はあまり好きにはなれない。私とは最も離れた位置にいるような女性という感じがする。もちろん長澤まさみバリの美女だからという意味ではない。

ともかくこの作品はあまり楽しめなかった。所々はTVシリーズと同じようなところもあり、見ていた人には楽しめる作品だと思うが、なにか違う。
そう、主人公の藤本幸世がモテキが来たというのではなく、モテモテすぎるのである。映画とはいえ、ちょっとなあ、と。
長澤まさみもすごく女性として、映像の中ではいい女なのだが、それだけ。親近感が全くわかない。演技もちょっと痛い。総じてTVシリーズのほうが良かった。
出演している女性の中では長澤まさみがやっぱりいいのだが、仲良くなれそうなのは仲里依紗かな?とも思う。多分付き合えないと思うけど。真木よう子はドS過ぎて怖いし。となるとやっぱり麻生久美子か?この映画では簡単に大人の関係になってしまっているけど、ちょっと違うだろという違和感があった。そうこの映画はヤレそうでヤレないという微妙なシチュエーションが面白いわけで。

 

とまあ、辛口に書いたが、矛盾しているようだが、「モテキ」を見て面白かった人は見たほうがいい。「モテキ」のシチュエーションが楽しめるから。そして何よりも音楽が素晴らしい。私の世代とはちょっと違うのだが、その頃青春を駆け抜けた人たちにはジャストミート間違いなし。

 

 

モテキ

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