もともと文字はうまくない。
字が汚いという気持ちはあるが、読めないほどでもない。
手で文字を書くという機会がかなり少なくなった。
ほぼ仕事やプライベートで文字を書くということがなく、軽いメモ書き程度。
文章はほぼタイピングである。
そうなるとますます文字がきれいに書けなくなってくる。
その原因を考えてみた。
文字を書く速度にあると思う。
文字を書くのが速い人でもおそらくタイピングよりは絶対に遅いと思う。
タイピングは毎日仕事でやっていれば否応なく速くなると思う。
そして考えながら文字を書くということに関しては今や手で書くよりも考え事しながらタイピングするほうが楽なのである。
文字を書くという作業には疲れもある。
書き直しの面倒臭さはタイピングの比ではない。
タイピングで文章を書いて、気に入らないとBSキーで消す。
手書きではこうはいかない。
鉛筆で書いて、同じように消しゴムで消すなんて面倒臭すぎる。
ましてやボールペンなど消せない文字はなおさらである。
なので手書きは慎重に考えて書くという作業が本来は必要なのだろうと思う。
しかしながらそうではない。
文章を作成するのもある程度リズムがある(ように思う)。
タイピングで文章を作るようになって、自分の言葉、語りに合わせて文字を連ねていく。
どうしてもある程度の速度が必要である。
で手書きでその速度で書こうと思うと、丁寧になんてとても無理で、ものすごく速く書く代わりにものすごく汚い文字になる。
もともと速く書ける人ならまだしも、普通に速度でしか書けない人にとって速く書くとなると文字のバランスや大きさもそうだし、誤字脱字の酷さもある。
手書きの良さというのも実は感じている。
というわけで少し前から手書きの日記(らしきもの)を書き始めている。
一日5行と決めているが、毎日書いている。
当初はボールペンで書こうか、鉛筆で書こうかと試行錯誤していたが、万年筆で書いている。
ただ書くだけで楽しいというのが万年筆の魅力だと思う。
文具はだいたい好きである。
手帳もノートもそうだが、ペンは本当はこだわりたいところ。
とは言え、高級なものはとても買えない。
手書きの機会があまりないのに、万年筆が欲しくなったりもする。
以前購入したLAMYのサファリ。
今も普段使いで使っているが、もっぱら日記で利用。
その後購入したプラチナの格安万年筆のプレジール。
これも悪くはない。
とても1000円以下には見えない。(サファリのほうが安っぽい?)
せっかくの手書きの日記には本当はきれいに書かないといけないと思うのだが、どうしても文章を作成する時にある程度の速度が必要で、そうなると殴り書きになってしまう。
いい万年筆があれば、丁寧に書くか?
書かないだろうなあ。
ほしいけど。

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