悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

君の名は。

昨日映画館にスター・ウォーズを見に行ってきた。
スター・ウォーズが今ひとつだったが、その晩放映していた2016年の話題作「君に名は。」は大変良かったという感想。
それでも視聴率は17.4%に過ぎなかった。
今や視聴率が50%を超えたりすることはほぼありえないということだろう。
シン・ゴジラ」も13%ほどだったらしいからそうなんだろうと思う。

さて一昨年の大ヒット映画。たかがアニメと思っていた人たちも巻き込んで社会現象にまでなったくらいである。
アニメなんて見ないと言っていたオッサン(私と同世代)の人も劇場公開の間5回も見に行ったとか。
そういう人達に支えられたヒットとも言えるが、よく出来たアニメ作品である。
全盛の3Dアニメではなくスタジオジブリが得意な2Dタイプのアニメである。
きれいな映像。緻密な背景。素晴らしい構図。
そういった点だけを見ても出来がよい。
そしてストーリー。
私の世代にはヒットした映画「転校生」というものがあり、まさにその作品とかぶるところがあるが、あの作品に更にひと味付け加えたところがある。
高校生の淡い恋愛という部分もポイントが高いが、それだけなら私らの世代のおっさんに受けたりしないと思う。
見どころや感想はそれぞれあると思うが、私も息子も、女房も結構感動していた。
娘は劇場公開中に見に行っており、「絶対に見に行ったほうがいい」とよく言っていた。
女房と私は娘への対抗心からかほとぼりが覚める(公開が終わりレンタルがでたら見る)まで「見ない」ことに決めていたのである。

何度も映画を見たり、Blu-rayなどで何度も再生を繰り返して細かい部分を分析したりしているマニアもいるようだが、そういうところを知りたくなるような魅力のある作品だと思う。
ヒットして当然、ちゃんとした理由があったんだなと改めて思った次第。

Blu-rayが欲しくなったりする。

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