グランド・イリュージョン

Amazonプライムビデオで試聴。
以前から見てみたいと思っていたが、レンタルDVDで借りるタイミングが合わなかった。
女房は全く興味がなく、私が借りようとしてもあまり乗り気ではないようだった。
そういうわけで長らく見ることができなかったこの作品だが、見ての感想はまあまあ。
悪い作品ではないが、あまり期待値が高いとがっかりするかも。
設定は面白い。（だから興味を惹かれたわけだが）
一瞬にしてラスベガスからパリの銀行に行って、お金を盗むというイリュージョン。
当然不可能なことである。
ちゃんと種も仕掛けもある。
この映画のキーワードに「ミスディレクション」という言葉がある。
視線をそらす、注意を別のところに向けさせる、そういう意味かと思う。
そしてメンタリストによる相手の行動をコントロールする。
これがすごすぎる。もはや相手を自由自在に操っており、この映画でのメンタリストはすごすぎるのである。
まあ、色んな所で映画ならではの話ではあるが、テンポよく見られた。

リーダー格の奇術師。
相手を意のままに操ってしまうメンタリスト。
壮大なマジックを披露するイリュージョニスト。
そして器用な手先で客を翻弄するマジシャン。
彼らがカードによって集められ、壮大なマジックを実演し注目を浴びる。
ラスベガスからパリの銀行の金庫に瞬間移動し、300万ユーロもの大金を盗み出す。
当然FBIからもマークされるが、証拠不十分で釈放。
このマジシャンを集めた黒幕は？
真相は以外なところにあるお話。

グランド・イリュージョン Blu-ray