悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ゴッドファーザー

フランシス・コッポラ監督の映画。
今更である。
以前にも何度か見ているが、昨晩、本日と2度に分けて鑑賞。
3時間ほどの長い作品である。
この名作を久しぶりに見たが、やはり名を残す映画にふさわしいと思う。
血で血を洗うマフィア、ヤクザの抗争を描いた作品。
登場する俳優の演技、ストーリー、音楽などすべてが素晴らしかった。
何と言ってもドン・コルレオーネ、ゴッドファーザーを演じるマーロン・ブランドが凄い。
表情、話し方などがボスらしい風格と迫力がある。
相談役の養子のトムを演じるロバート・デュヴァルも重要な役で渋い。
主演に次ぐ配役と言える三男のマイケルを演じるアル・パチーノも若く、格好が良い。
あまり演技はうまいと言われていない俳優だが、この映画に限って言えば、素晴らしい。
ドンを継ぐものとしての雰囲気を漂わせている。

あえてくどくど説明するようなことなく、黙ってみていれば、どういう世界観でどういうファミリー同士が争っているのかと言うのがわかるように、所々に血なまぐさい演出がある。
それらが全て過剰すぎず、適度な刺激があって、真実味があった。
この映画以降、こういうマフィアの映画はかなり影響を受けたのではないかと思う。

やっぱり素晴らしい映画だった。

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