なんか賞をとったとった作品で、著者のデビュー作。
評価が高いということだが、読んでいて辛かった。
内容が辛いというよりも長い。ひたすら長い。
ミステリーというけれど、どこがミステリーかわからず、こういう作品は苦手。
綾辻行人のAnotherも学生、学校が中心になった物語で、なぜこの作品がこんなに評価が高いのかわからなかったが、この作品もAnotherと非常によく似ている。
私には合わなかった。
Anotherも長いが、この作品はそれ以上に長い。
下巻の終盤まで一気に読んだのではなく、そこまで読むのも結構我慢という感じ。
そして一度読むのをやめたら気が楽になって、もう読む気がしない。
なのでエンディングを知らない。
それでは読んだことにならないということかもしれないが、今更読む気はない。
後少しでエンディングを迎えるのだが、先が楽しみになる要素がない。
読む辛さのほうが上回ってしまった。
評価はひとによって違うのだろうが、学生、高校生、学校、いじめ、そして不思議な世界。
どれも面白くない題材だった。
心を揺さぶるようなところは全くなかった。
- 作者: 辻村深月
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/08/11
- メディア: 文庫
- 購入: 5人 クリック: 42回
- この商品を含むブログ (140件) を見る