悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

冷たい校舎の時は止まる

なんか賞をとったとった作品で、著者のデビュー作。
評価が高いということだが、読んでいて辛かった。
内容が辛いというよりも長い。ひたすら長い。
ミステリーというけれど、どこがミステリーかわからず、こういう作品は苦手。
綾辻行人のAnotherも学生、学校が中心になった物語で、なぜこの作品がこんなに評価が高いのかわからなかったが、この作品もAnotherと非常によく似ている。
私には合わなかった。
Anotherも長いが、この作品はそれ以上に長い。
下巻の終盤まで一気に読んだのではなく、そこまで読むのも結構我慢という感じ。
そして一度読むのをやめたら気が楽になって、もう読む気がしない。
なのでエンディングを知らない。
それでは読んだことにならないということかもしれないが、今更読む気はない。
後少しでエンディングを迎えるのだが、先が楽しみになる要素がない。
読む辛さのほうが上回ってしまった。
評価はひとによって違うのだろうが、学生、高校生、学校、いじめ、そして不思議な世界。
どれも面白くない題材だった。
心を揺さぶるようなところは全くなかった。

冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)

冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)

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