悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

キック・アス2 ジャスティス・フォーエバー

大ヒットしたキック・アスの続編である。
とは言え、日本ではそれほどヒットした?という気もするし、微妙な作品。
相変わらず台詞は下ネタがらみで下品。でもそこが面白いと思える人にはやっぱり楽しめる映画である。

成長したヒット・ガールであるクロエ・モレッツやっぱり目立っている作品。
ジム・キャリーが扮する大佐はあっけない。そしてギャグもあまりなくちょっともったいない。
そもそもジム・キャリーってこんな歳をとってしまったのか、俺も吹けるはずだと痛感。

高校の友人の一人(黄色いマスク)がヒーローグループに参加するが、あれは裏切ったのか?微妙な感じ。あのあたりをどう見せたかったんだろう?
まあ、ストーリーを楽しむタイプの映画でもないから「細かいこたぁどうでもいいんだよ」という広い心で見て欲しい。

マザー・ファッカーも今ひとつ。悪役で登場したマザー・ロシアは強烈な印象。しかし親しめず。
キック・アスが本物のヒーローになりつつあってオタクで残念な男子から完全に離脱してしまったこと、そして幼いのにめちゃくちゃ強かった、そのアンバランスさがとっても良かったヒット・ガールが大人の女性になりつつあって、キャラクターとしての魅力半減。
何を見せたかったのかがちょっとわからなかった。
やっぱり1作目と比べてしまうと、ちょっと残念な作品。


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