悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

PCのインターネット接続方法

初めてPCを触ったときはネットワークの機能なんてなかった。モデムも当然ないし、パソコン通信なんてかなりマニアがするものという感じであった。
パソコンはもっぱらゲームか文書作成に使われるものだった。
それでも一太郎ロータス1-2-3などを使うともう戻れないくらい便利なものだったので、事務系ではそれなりに売れていたと思うが、個人で持つのはまだまだだった。
PC-9801が日本国内で幅をきかせていた頃はずっとそんな感じ。やはりDOS/Vマシンと言われる言葉が定着して、Windowsが一気に普及してから個人でも使う方は増えてきた。私もWindows3.0になって、パソコンも使える道具になったということを実感した。アプリケーションを切り替えるたびに再起動しなくていいというのはすごかったし、クリップボードを経由して貼り付けるというのも斬新だった。ファイルマネージャーでファイル管理するのもDOS時代には難しいことでも視覚的にやりやすくなった。
ちょうどその頃からニフティなどのパソコン通信に参加するようになった。Windowsも3.1になり更に普及速度が上がった頃だ。
インターネットまではまだ先のこと。パソコン通信は1分接続で30円とかの世界だったので、オンラインで読み書きするようなリッチな人はおらず、ニフティ専用のNiftermというソフトが優秀で使っていた。
インターネットを始めたのはWindows95から。やっぱりIE3.0が大きかったと思う。今にしては本当にしょぼいことだが、OSにインターネットのブラウザがあるというのは大きかった。それまではネットスケープナビゲータがトップシェアだったが、あっという間に蹴落とされた感じ。
初めてインターネットを繋いだ時は14400モデム。あまりにひどく、Suntacの28800モデムへ乗り換える。こんなモデムでも2万くらいしたかもしれない。結構高かった記憶がある。インターネットに繋ぐには役不足で、ニフティは非常に快適になった。さらなる快適を求めてISDNへ乗り換える。
回線も高いし、TAも高かったが、ようやくインターネットをある程度楽しめるようになった。当時のWEBはホームページなんて言われていたりして、画像がある文書がハイパーリンクしているだけでウェブサーフィンなんて言って楽しんでいた。ある意味平和だった。
画像が巨大なサイトではISDNでも役不足であり、何よりも電話代がかかる。当然晩の11時以降のテレホーダイは使っていたが、23時になるといきなり遅くなるというくらい混みだしとても快適とは言いがたい。
でもってADSLが登場。ついにダイヤルアップからの呪縛を逃れるのである。たしかJDSLなんてものを契約したような…。ちなみにその後、私はADSLより速度のあるケーブルTVを契約して接続した。
ADSLで価格破壊をしたのはYahooBBである。当時アッカやイーアクセスなんてのがやっていた価格が5000円くらいだったと思うが、YahooBBはいきなり2980円でプロバイダ料込みだったから格安だった。私はすぐに乗り換えた。
いろいろとインターネット接続方法をしていたが、すべて有線のデスクトップである。まだまだ無線は使っていなかった。無線ルーターはすでに手にしていたが、802.11bで11Mbps。WEPのみ。無線ルーターながら有線ルーターとして働いてもらっていた。
回線を乗り換えていたが、直接の乗り換え理由はほとんど引越しによるもの。実家へ戻ってきてからは私の回線ではなく、身内の回線に乗っかるという形で便乗していた。Bフレッツである。ベストエフォートとは家100Mbps。夢の様な速度である。とはいえ、NTTのレンタルしているルーターが糞で30Mbpsしか出ないが・・・。そこから有線で部屋に引っ張り込んで無線ルーターをアクセスポイントにして有線接続。そして無線でiPhoneやら会社のPCをやらをつないでいた。
回線の主が家を出ることになり、この度別の会社の光回線に契約した。無線ルーターはアクセスポイントとしてそのまま使っている。

iPhoneで外でもネットが出来るというのは非常に魅力。そしてモバイルPCを会社のPCではなく個人でゲット。もちろん中古だが、まだ使える。そうなってくると外でも常時接続できる手段だが、さすがにそこにお金をつぎ込む余裕が無い。今の家のネットの回線料金と携帯の料金でも結構しんどいのに。


今やモバイルノートには無線LANは当たり前。逆に有線LANが無いモデルもあるようだ。更にマルチな通信環境としてWWANやWiMAXでの接続も搭載されているものも数多く出ている。そういったものがなくてもPocketWifiやWiMAXルーターなどモバイルに特化した小さな電池駆動のルーターも数多く出ている。
更にはAUのHTCのEVOとかテザリング機能もあるのでいろんな手段があるわけだ。

そのぶん、接続できなくなるとどこが悪いのか調べるのが難しくなった。何でつながっているのかわからずに使っている人も多いようで、「インターネットに繋がらない」と言われてもなかなかわからないことが多い。

無線は見えないし、切れたりつながってリ不安定なことも多いので、いろいろと大変だが、線がないというだけでノートパソコンの魅力はすごくアップする。最近のPCは軽くてバッテリーも長持ちするので本当に家の中で使う場合でも重宝する。

iPadのヒットでタブレットというものも出てきた。これらは有線での使用は考えられない。ゲーム機もWiiやDS、PSPなんて無線接続することが当たり前の時代。いろいろと便利だけど、トラブルと大変。



やっぱりよく売れているのはバッファローだろう。こういう高級機は電波が強いのでAPから離れていても通信できるんだろうな。
出来ればこれくらいのルーターが欲しい。

予算の関係で3000円くらいで購入した。突然繋がらなくなったり、挙動不審。やっぱり使っている部品の品質が悪いんだろうか。
ファームをアップデートしたりで最近は落ち着いている。やっぱり使い方にも工夫が必要か・・。

むかーし、使っていたものはこんなタイプ。速度も遅く、セキュリティもWEPのみ。価格は高かった。

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