ウルトラマンショーや仮面ライダーショーなどがショッピングセンターなどで開かれたりする。屋内のショッピングセンターは今でこそエアコンが聞いているけれど、以前はこういったショーは屋外で行われたりしていた。
私は経験がないが、バイト経験のある高校時代の後輩から聞く話によるとそれは地獄の暑さだそうである。そういや熱中症で亡くなった人もいると聞く。当時は熱中症という言葉もあまり一般的ではなかったが、それは大変な暑さなんだろうと思う。
肉体労働の現場で働いたことのある人ならこの時期の暑さはわかると思うが、ほんとうに凄まじく暑いのである。ただ、立っているだけでも重労働かもしれない。それに加えて現場の作業員というのは長袖長ズボンは当然、ヘルメット、手袋、安全靴などを装備すれば本当に暑苦しくてぶっ倒れそうになる。
キグルミの中の暑さはそれ以上なんだろうと思う。それを着てかいじゅうたちと戦ったりするショーを演じるのは本当にしんどいことである。ヒーローはまだいいが、怪獣や怪人なんかは子供たちにとっても悪役なので、勝気な子供たちはけったり叩いたりしてくるそうである。それは本当に疲れるだろう。暑いキグルミを着てふらふらな状態なのに子供たちに罵られて蹴られるとはアルバイトとはいえ、しんどいことである。ただ、ヒーローはその後の写真撮影などで長く付き合わされるので、実際にはもっとしんどいとか。
話は逆になるが、この暑い時期なら肌の露出の多いレースクイーンやキャンペーンガールというのもいいだろうけど、冬場の寒い時期にあの格好は辛いだろうと思う。見ている方としてはいいが、アルバイトならあまり割のいい仕事とは言えないかもしれない。
着ぐるみのバイト
