セキュリティに関しては個人で使用しているパソコン、特にデスクトップの場合は殆ど意識することはない。しかし、現在、モバイルノートPCが非常に高性能になり、仕事で、外出先で普通に使う時代になった。非常に便利なパソコンもやはりものである以上、壊れたりするし、盗まれたり、あるいは置き忘れたりする。
問題はそのもの自信ではなく中にある情報。パソコンは壊れても買えば済む。しかしデータはどうすることもできない。まだ、消えたデータならいいが、問題は非常に重要なデータが外に漏れてしまうこと。便利なパソコンも情報を入れていないのなら意味のないもの。そこにはほんとうに貴重なデータがある。
そこでパソコンのデータを簡単に見られないように暗号化するわけだが、暗号化事態はWindows2000からあった。NTFSファイルシステムにある暗号化というものと大差は内容である。詳しくは知らない。
盗難にあった場合、HDDを取り出されて、別のシステムからアクセスしたときに、肝心の暗号のキーも一緒にシステムに入っているので、解読される危険性があった。TPMチップはこのキーをHDDをとは別のチップに入れておくのでより強固なセキュリティが得られるということである。
とはいえ、パソコンごと盗難されれば意味は余り変わらないようにも思うのは私だけだろうか？
