前評判はガタガタというか、非難ゴウゴウだった映画。
そういう意味で全く期待せずに見た映画。
ドラゴンボールはアニメではなくコミックスで読んだ人間としては「やっぱり設定がめちゃくちゃだな」
と言いたくなる。
まあ、アニメも基本はコミックスの流れだから、もう少し若い世代も違和感がたっぷりあったようだな。
悟空が高校生という設定も学園モノ?という設定もちょっと変だけど、チチがいきなり登場しているのもな。
しかもチチの父は武天老師の弟子の牛魔王じゃないみたいだし。
ちなみにあのチチはハリー・ポッターにでているチョウ・チャン?と思ったが、どうやら別人物だったみたい。
なによりイカンのが亀仙人が禿げてないことか。
もっとエッチで奇妙な老人なんだがな。一番美味しい面白いキャラを生かさないなんて・・・・。
ブルマもなんかイメージが違うけど、主要な人物がヤムチャのみでは・・・。
クリリンやウーロンがいない序盤はつまんないよね。
ともあれ、そういう思い入れを一切絶ち切ってみてみると、それほどひどい映画でもない。
一応ストーリーはあるし、なんとなく見ていれば多分ドラゴンボール知らない人でもストーリーはわかると思う。
突っ込みどころは満載なのはあちこちで書かれていることだから、今更どうこうは言わない。
この映画は誰のために作ったんだろうか。ファンのため?じゃないよね。
オリジナルストーリー?でもないし、なんとなく雰囲気だけで、名前だけど作ったんだろうけど、大人向けでもないし、
もちろん子供向けでもない。
ドラゴンボールを知らない人に映画でドラゴンボールの面白さを知ってもらおうというのであれば、あまりに失礼な
映画だと思う。
とはいえ、ドラゴンボールの名前がついてなければ、ただのB級作品以外の何者でもないしなあ〜。
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追記:
製作にあのチャウ・シンチーがかかわっていたとは知らなかった。
けど、あの出来はなぜ?と思えば、こんな記事が・・・・
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