悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

野球の話

 

年度末の3月もあっという間に終わってしまいました。
そして4月。
エイプリルフールネタを考える前に過ぎてしまいましたね。

残念。

春の選抜高校野球も知らないうちに始まって、知らないうちに終わっていました。
これだけ高校野球を全く見ないというのもあまりないですが、今年の春は1試合も見れなかったです。

メジャーも開幕、そして日本のプロ野球も開幕しましたね。
メジャーはなんといっても巨額の移籍となった大谷選手。
そして最近ワイドショーを賑わせているのが、付き人のような立ち位置の通訳の水原一平氏
一平さんと大谷選手から親しみを込めて呼ばれていて、一躍有名人となりましたが、開幕のときに彼の違法賭博による巨額の損失が発覚。
影響の大きさを考えて即刻クビになりましたが、その影響があるのか、オオタニさんのバットから納得の一打が出ません。
ヒットは出ていますし、その当たりも痛烈なので絶不調ということはありません。
しかし、アレだけ話題の人物ですから、このまま一髪が出ないと不穏な空気が流れないとも限らない。
手のひら返しは日本以上かもしれません。
もう一人の注目が、同じドジャースの山本由伸投手。
大好きな投手なのですが、デビュー戦は開幕2戦目の先発でした。
全くらしくない投球で1回で5失点で降板。
なんともほろ苦いデビューでした。
その次の試合では5回をピシャリと抑え、5奪三振の快投。
しかし彼も巨額の移籍ですから、これくらい投げてもらって当然と、ファンは思うのでしょうね。
頑張ってほしいです。

さて日本のプロ野球も開幕し、昨年の覇者阪神タイガースは連敗スタート。
3タテはなんとか免れたという感じですが、今ひとつチグハグです。
連覇には縁のない球団なのですが、今年は下馬評も悪くなかったにもかかわらず、オープン戦は散々の成績。
そして開幕しても目覚めない打線。
一方のオリックスは開幕戦をエース宮城で落とし、1勝2敗でのスタート。
ホークスは新加入の山川が開幕戦で決勝ホームランで柳田、近藤という左のスラッガーに右の大砲が加わったのが大きいですね。
今年こそはホークス頑張ってほしいですね。
リーグ3連覇のオリックスとホークスの争いになりそうですが、オリックスは大エースと左の準エース格が抜けた穴が大きいと思います。
 

パ・リーグはどのチームも一つは勝っていますが、セ・リーグは中日が3連敗。
下馬評も低く、すでに立浪監督に対する風あたりも強いようですね。
一方3タテを食らわせたヤクルトは単独首位ですね。
投打のバランスがいいですね。
昨年は敗れたものの、その前は連覇していたチームですからね。
昨年のチャンピオン阪神との争いになりそうな気がしますね。
調子が上がらないチームですが、昨年のように点をもぎ取って強力投手陣で守り勝つ野球ができるかどうかですね。
もしくは巨人か。


ビッグデータベースボール」という本を読んでいます。
なかなか面白いです。
読み物としては「マネーボール」がとても有名ですが、あちらは積読状態で読んでいません。
映画は見たので、後でじっくり読もうと思っています。
この「ビッグデータベースボール」がとても面白いですね。
メジャーのスター選手ならともかく、日本の国から見たらメジャーの選手といえども知らないですし、序盤はかったるい感じもしますが、どんどん引き込まれます。
読み終えたらまた紹介したいと思いますね。


郵便配達は二度ベルを鳴らす

画像はBlu-rayパッケージより

Amazonにも画像はありました。

画像はAmazonより

こちらのDVDのパッケージのものですね。
1981年の映画ですので、かなり古い映画です。
このパッケージではなく、イラストの描かれたBlu-rayのパッケージのほうが印象が深いですね。
当時高校生だった私には刺激が強すぎる映画で見ていませんが、なにかの映画を見に行ったときの映画の広告でものすごくドキドキしたのを覚えています。
そして当時は意味不明だったこの意味深なタイトルも「妄想」を掻き立ててくれました。
凄いタイトルだと思いますね。
そして冒頭から凄いシーンを見せてくれます。
原作が素晴らしいのでしょうが、すでにこの原作は4度映画化されているらしいです。
凄いものですよね。
ちなみに当時からジャック・ニコルソンという俳優は有名でしたし、相手のジェシカ・ラングという女優も知っていました。
キングコングを劇場に見に行っていて、その時のヒロインが若き日のジェシカ・ラングだったんですね。
なんというか色気が半端なく、キングコングを見ていたときも妙にドキドキしたような記憶があります。

さて簡単にあらすじを説明します。
ある田舎町に流れ者のフランクがやってきます。
その田舎町のダイナーを経営するのがパパダキス夫妻。
ギリシャ人の年配の男性は年の離れた美しい妻と幸せに暮らしていたのですが、この妻であるコーラに一目惚れしてしまいます。
そしてフランクはこの店で修理工として住み込みで働くことになります。
フランクは欲望を抑えきれず、コーラに襲いかかりますが、強い抵抗もなくコーラはフランクを受け入れます。
夫であるニックとの生活にも不満があったのでしょう。
そうやって逢瀬を繰り返しているうちに、二人は邪魔なニックを亡き者にしようと計画を立てますが、1度目は失敗します。
その失敗によってフランクはかえってニックからの信頼を得ることになりますが、ふたりにとっては面白くありません。
そして2度目の殺害計画で交通事故を偽装して、ニックを殺害するのですが、フランクも大怪我を負ってしまいます。
病院で治療を受けるフランクですが、ニックには多額の保険金もかけられていました。
そしてフランクには前科があり、保険会社からは殺人事件として起訴されてしまいます。
彼は有能な弁護士を雇い、コーラともども無罪を勝ち取りますが、保険金は弁護士費用にとられてしまいます。
裁判のいざこざがあってから、二人に仲は急速に冷えてしまいます。
そんな時、音信不通だったコーラの母親からの連絡があり、コーラは出かけていきます。
フランクは店を休業し、ふらりと出かけてそこで別の女と関係を結んでしまいます。

コーラは戻ってきて、それらの事実を知るのですが、その後二人は子供を作って普通に暮らそうとお互い気持ちを新たにするのですが、悪いことを起こした二人に幸せは訪れません。
対向車を避けようとして急ハンドルを切った車から落ちたコーラは帰らぬ人となり、フランクは喪失感に包まれてエンディングを迎えます。

 

割と序盤に激しいラブシーンがある映画です。
ラブシーンと表現していますが、かなり荒々しいです。
格調高い映画で、その手のシーンを見せるための映画ではないですが、とても激しいですね。
DVDのパッケージの写真もそうなのですが、Blu-rayのパッケージにもなっている映画のイラストはとても煽情的ですね。
多分公開当時はこのシーンが話題になったのではないでしょうか。
スマートフォンなどで多分音声を出して映画を見るのは憚れるかもしれません。
警察に顔が知られているほどの小悪党のフランクを演じているジャック・ニコルソンはやはりすごい俳優ですね。
この映画のために存在しているかのような気になります。
相手のコーラを演じるジェシカ・ラングもまだ若く、スラリとした長身の美女です。
年の離れた夫との生活に飽きてしまって、若い男との生活を実現するために共謀して夫を殺すという推理小説などでは王道とも言える展開です。
財産目当てで年老いた金持ちと結婚する若い魅力的な女性というのは今も昔も変わらないということでしょうか。
橘玲さんの本の影響なのか、そういった女性を否定する気になりません。
むしろ彼女たちは感覚的にそうするべきだと判断しての行動でそれが理にかなっているのでしょう。
若さや美しさというもの(エロティック・キャピタル)を資本市場においてマネタイズしているんですね。

 

 

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さて4度も映画化され、それぞれが評価されている作品ですので、原作も素晴らしいのでしょう。
ジェームズ・M・ケインという1892年生まれのアメリカの作家によるもので、この小説がデビュー作品だそうです。
そして大ヒット。
もともと大学の好調だった父親のもとで教師をやっていたりしました。
また新聞などで社説などを書くなどジャーナリストの仕事をしていたようです。
それらの仕事の合間に短編小説は書き始めていたようですが、長編作品となるとこの作品が最初の作品らしいです。
いわゆるいきなり作家としてヒットした人というよりは、文学の博士号も持っているほどの人ですから文章表現の質はデビュー作からとても高かった人みたいですね。
機会があれば読んでみたくなりますね。

 

 

ファイナルファンタジー7 リメイク

 

ゲーム配信プラットフォームで世界的に展開しているSteam。
PCでゲームをする人が増えましたが、PCゲーマーなら必ずと言っていいほど利用しているサービスだと思います。
このSteamはいつもセールをやっていますが、中でも大型セールは驚くほどの割引率でついつい購入してしまいます。

今回のスプリングセールでは、もうやらないと決めていたつもりのファイナルファンタジー7リメイクを半額につられて購入してしまいました。
以前にも半額のセールがあったのですが、迷った末に「もうやらない」と一度は決めたんですね。
ところがやっぱりポチってしまいました。
その理由は(言い訳)、息子が今FF7をプレイしていて、その話題が結構多くて、刺激を受けたということもあります。
25年くらい前にプレイしたポリゴンでカクカクの初代FF7を今更やる気はしないですし、一応エンディングまでやったのでもういいやって感じだったんですね。
ただ、あのグラフィックや新要素などを考えるとやっぱりやってみようかな?なんて思ったのが失敗です。
ちなみにオリジナル作品がとても人気のある作品なので、リメイク版もそこはちゃんとしています。
そしてかつては細かいところは描かれていませんでしたが、大容量と3部作としてFF7を分作にしていることで今までよりも深く知ることができます。
FF7リメイクの続編であるFF7リバースはPlayStation5専用として2月29日に発売されました。
ゲーム好きには当然のように話題になっていますが、盛り上がっているのはFF7ファンなどで、社会現象になるほどではないです。
むしろ期待しているほど売れていないことに、ゲームファンたちに心配される始末です。
開発元のスクエア・エニックスはゲーム会社としては大きな会社ですが、ここのところ失敗が続いていますので、ファンからは大丈夫か?と心配されています。
RPGでヒット作を連発していた会社ですが、大きくなってからは色々あるようですね。
資金力に物を言わせて、色んなゲームの権利を買い取ったりしているみたいですが、そのあたりのことはよくわかりません。


さて、およそ100GB近くもあるゲームのデータなのですが、このFF7リメイクは、まだ序盤中の序盤です。
この作品自体がミッドガルと呼ばれる人工都市の中での話、つまりFF7の中でも序盤で、続編のリバースにならないとワールドマップにもいけないようなんですね。
プレイしてみた感想としては、四半世紀前の作品からはグラフィックはものすごく進化しています。
本当にカクカクのポリゴンだった時代と違ってとても美しいグラフィックはすごいですね。
ただ、最近の海外作品もグラフィックはすごく、また作り込みも半端ないので、グラフィックだけで驚くというほどではないです。
もう少しインタラクティブな何かが欲しかったですね。
綺麗な映像だけにそこでいろんなことができればいいなあ、という気がしないでもないです。

登場するキャラクターは知ったキャラクターであり、そういう意味で目新しさはないものの安心感があります。
カップヌードルの日清とのコラボCMも、知らない人が見たらなんだこれ?という感じですが、FF7を知っている人にとっては笑える内容ですし、一度見たら忘れられないインパクトがありますね。


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ストーリー、グラフィック、作り込み、バトル、と様々な楽しみがあるのですが、ファンにはたまらない作品でしょう。
ちなみに息子よりも結婚した娘がファイナルファンタジーの大ファンで、このリメイクは発売してすぐに買っていましたね。

 

 

過去にやったことがある人は思い出補正もあって、とても楽しめると思います。
何度も言うようですが、グラフィックが素晴らしいので、観ているだけでも値打ちはあるでしょう。
ただ、ゲームとしては一本道ですね。
映画を見ているようで途中でバトルやイベントで強制的にプレイさせられているという気がしないでもないです。

私はゲームは好きですが、どんなゲームをやらせても下手くそなので、難易度が選べるのはありがたいです。
それでもボスはHPが高く、なかなか時間がかかります。
バトルのコツがわかっていないと、全然こちらの攻撃が通りません。
やはり弱点を攻め、ブレイク状態にしてからLimit技を叩き込むということをしないとHPが大きいボスは倒せる気がしません。

一応メインストーリーはクリアできて、スタッフロールも流れました。
ただ、メインストーリーを進めるために、やりこみ要素は放置で、クエストはFailedだらけなので、これから気が向いたらぼちぼちと埋めていきたいですね。
あと、インターグレード版なのでユフィのストーリーも楽しめるようなので、そちらもプレイしたいですね。

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