悪魔の尻尾

みなさ~ん、元気にしておりますか?

プロ野球 日本シリーズとワールドシリーズ

画像はUSA Today Sportsより

大谷翔平選手と山本由伸投手のいるロサンゼルス・ドジャースニューヨーク・メッツを下してナショナルリーグを制しました。
大谷人気にあやかりたいテレビ局は、争奪戦。
ワールドシリーズなんてニュースでちょこちょこ報じるくらいで、あのゴジラ松井秀喜さんなどが活躍したときでも全試合を中継するなんてことはなかったと思います。
人気、実力ともに世界最高峰の選手となった大谷翔平選手は、テレビ局にとっても絶対に手に入れたいコンテンツなのでしょう。
フジテレビは、大谷翔平選手のプライベートを無断で放映してお怒りを買ったらしいですが、ちゃんとお詫びを入れて「大谷コンテンツ」を大事にしてきました。
一方の日本テレビは、「たかが選手が~」という老害の発言にあるようにお詫びする気がなく、視聴者からも総スカンを食らっています。
たかが「新聞屋が~」という感じですね。
なんか24時間テレビの問題とかも含めて闇が深いテレビ局であることがよくわかりました。

脱線しましたね、野球ネタです。
アメリカンリーグニューヨーク・ヤンキースです。
いわばアメリカの野球界のボス的な存在のヤンキース
その強さ、伝統、偉そうな態度(勝手に決めつけ)からメジャーリーグ界の巨人と言えるでしょう。
一方のロサンゼルス・ドジャースはもちろん強豪チームではありますが、人気の割にそれほど勝ててない。
でも人気は圧倒的で、これは言わば虎キチと想定すると、メジャーリーグ界の阪神タイガースと言えるでしょう。
今回はこの両雄がガッツリとワールドシリーズで戦うということもあり、また大谷翔平選手とアーロン・ジャッジ選手とのMVP対決という楽しみもあります。
メジャーリーグの長い長い歴史の中でも50本塁打以上を記録した大砲を有するチーム同士の対決も初めてのことですし、興味はつきません。
日本プロ野球クライマックスシリーズが決着がつき、いよいよ日本シリーズです。
ワールドシリーズと比べるとどうしても地味なイメージ見えてしまいます。
それくらい今年のメジャーリーグは大注目ですね。
いやあ、日本の野球どころではないですね。

日本のプロ野球では、シーズンを制した読売ジャイアンツが、3位から下剋上横浜ベイスターズに敗れるという波乱。
贔屓チームのソフトバンクホークスは快勝。
台風の目となった3年目の新庄日本ハムファイターズを寄せ付けず、3連勝でした。
シーズンもクライマックスシリーズも圧倒的な横綱相撲という感じで強いホークスが戻ってきたぞ!という感じです。
それにしてもクライマックスシリーズ、あんまり好きじゃないです。
アメリカを見習って、またシーズン後半に逆転優勝の目があるということでシーズン終盤まで盛り上げるという意味では成功でしょう。
3位以内のチームは終盤までかなり熱い戦いを繰り広げます。
昨年の覇者である阪神タイガースは3位の横浜ベイスターズに簡単にひねられてしまいました。
今年の阪神はやっぱり戦力が云々というよりも昨年が出来杉君だったようにも思えます。
そして巨人ですが、短期決戦には弱いのでしょうか、日本シリーズクライマックスシリーズともに最近はあまり元気がないように感じます。
巨人ファンではありませんし、むしろアンチと言えるのですが、シーズンをぶっちぎりで優勝したチームがやはり日本シリーズにでてほしいです。
ソフトバンクホークス vs 横浜ベイスターズとなるわけですが、ホークスはここ数年の不甲斐ない戦いから王者の強さを見せてほしいとファンは思うわけです。
でもベイスターズファンには申し訳ないですが、ジャイアンツに日本シリーズにでてもらいたかったですね。
それはジャイアンツに4年前の雪辱の機会を与えるという意味ではなく、ホークスの強さを再認識するためですね。
前回のジャイアンツとの戦いでは、球界の盟主はホークスだという印象を植え付けました。
今回も力でねじ伏せて、たわけた老害ジャイアンツをギャフンと言わせてほしかったのですけどね。
残念です。

 

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とは言え、ベイスターズ下剋上で曲者ですから、油断はできませんね。
なんだかんだ言いながら、セ・リーグは人気があってというのは巨人のおかげでした。
私が子供の頃は巨人戦だけはテレビ中継があって、全国放送。
そして阪神戦はサンテレビで放送というパターン。
パ・リーグなんてテレビで試合が中継されることなんてめったになかったですね。

ところがパ・リーグは球団の身売りが盛んで、私が野球を見始めてからも太平洋クラブライオンズから、クラウンライターライオンズ(あまりに弱くて100円ライターライオンズなんて呼ばれていましたね。)、そして西武ライオンズ
我が南海ホークスも伝統があったものの、あっさりと身売りして、ダイエーホークスになり、その後ソフトバンクホークス担っているわけです。
更には阪急ブレーブスというこれまた強かったチームがオリックスに売却。
近鉄バッファローズも球団が消滅し、楽天イーグルスとなったは記憶に新しいところです。
南海、阪急、近鉄という関西鉄道会社連盟は近鉄を除いて一時代を築いた強豪チームで、ファミリースタジアム、通称ファミスタにはレイルウェイズという名前で登場していたとてつもなく強いチームでした。(そりゃそうだ、3チーム連合だもん)
さてROMの容量問題でチーム数が限定され、そのために作られたレイルウェイズは当時の人気も表しているのかもしれません。
とりあえず強くても(阪急)弱くても(南海、近鉄)人気がありませんでした。
でも個人的にはロッテよりは人気があったと思っています。
川崎球場のガラガラぶりはすごかったですね。
プロ野球ニュースのネタにもされていたくらいです。
流しそうめんや麻雀など野球を見ずに観客席で遊んでいるとかもはや笑い話のようです。


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またしても脱線してしまいました。
日本シリーズです。
3位がシーズン成績5割以下でもクライマックスシリーズに勝てば日本シリーズに出場できるわけです。
シーズンとは何だったのか?
1年間戦った結果の優勝が、短期決戦でひっくり返されるというクライマックスシリーズに違和感を感じつつも、これがルールである以上仕方がありません。

さて、今年は3位の横浜ベイスターズを迎え撃つホークスです。
同じリーグではないので比べてはいけないと思いつつ、91勝49敗(貯金42)という圧倒的な成績というソフトバンクと71勝69敗(貯金2)という横浜ベイスターズとの日本シリーズです。
プレッシャーが掛かるのはホークスでしょう。
一方ベイスターズはここまでよく戦ったとサバサバした気持ちで戦えるのではないでしょうか。
ここはシーズン通りの実力を見せつけて木っ端微塵にしてほしいところですね。


やはりワールドシリーズの話題と比べると地味ですよね。
大谷翔平選手VSアーロン・ジャッジ選手、この二人の年俸だけで日本の2球団の年暴走額を超えていると思います。
ホークスには、近藤選手や山川選手、柳田選手といったスターがいますが、プロ野球ファンならともかく一般的にはそれほど知られていません。
大谷選手やジャッジ選手は世界中でその名を知られた有名人だけに、注目度も全然違いますね。



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