すごい試合でしたね。
昨夜も遅かったのですが、朝から起きてスタンバイしていました。
ただ、今日も遅番とは言え、仕事なので、途中で出社しました。
4回くらいまで見ていたのですが、3点取られてからですので、結構凹んだ気持ちで仕事に向かったのでした。
Amazon プライムで通勤中に試合を見ながらでした。
職場についても、試合の行方が気になって仕方がなく、仕事に身が入らない状況でしたね。
メキシコの先発サンドバル投手が立ち上がりからよく、抑えられていただけに、佐々木投手には点を取られてほしくはなかったですね。
やはりバッターは中南米にはパワフルな人が多いですね。
特にメキシコチームの打者はオールメジャーの選手ばかりで、スキがありません。
その後に投げた山本由伸投手も全然抑えきれなかったです。
日本の誇る投手陣をこれだけ打ったのですから、すごいレベルの野球なんだろうと思います。
ただ、日本チームもすごいです。
全く手も足も出ないというのではなく、ヒットは打っています。
ただ、連打が出ないので、残塁の山という感じでした。
ストレスの貯まる試合展開ですね。
そこに出たのが４番吉田正尚選手の同点3ラン。
しびれますね。
低めの球をちょっと泳いだような感じでしたが、しっかり芯で捕らえていたのでしょう。
右手一本で持っていった打球はぐんと伸びてライトポール際に運ぶホームランとなりました。
この打席でも相手投手の決め球であるチェンジアップで空振りさせられていた球でした。
全く当たらないような難しい球でしたが、ものすごい修正能力というか、適応力ですよね。
だからこそ打者としての評価も高く、メジャーに行くことになったわけですよね。
１点リードされた９回の攻撃は、何度見てもしびれますよね。
特にチームの顔である大谷選手はやはり別格ですね。
最終回のツーベースは、負けている日本を鼓舞するのに十分、すごいですね。
初球から迷うことなく打ちました。
ヘルメットを脱ぎ捨てての激走＆ガッツポーズ。
格好良すぎますよね。
これ、高校生が真似をしそうですね。
春の選抜大会が行われていますが、早速大谷選手のマネをする選手が出てきそうですね。
大谷選手の先頭打者のヒットが、シングルヒットではなく、ツーベースだったのがまた大きいと思います。
シングルヒットだと吉田選手との勝負もまた変わっていたでしょう。
ゲッツー狙いができず、１塁が空いているので、歩かせたという気もします。
この試合は「ここで決めるんだ」という強い気持ちはベンチにもありましたね。
だからこそ４番打者に変えての代走の切り札、周東選手でした。
勝負は村上選手です。
イタリア戦での２安打で吹っ切れたと思っていましたが、今日も３三振とバットは湿りっぱなしでした。
メキシコチームもここは不調の村上選手を抑えてと考えていたことでしょう。
サヨナラになった当たりは先日のセンターオーバーのツーベースと同じような当たりでしたが、更に強い打球だった気がします。
フェンス直撃。
角度がもう少しあったら入っていたでしょうね。
素晴らしい当たりでした。
２塁走者の大谷選手はもちろん俊足の選手なのですが、大切な同点のランナー。ボールが抜けるのを見送ってからのスタートとなりました。
ピンチランナーの周東選手も打球を確認しながらとは言え、抜けたときには２塁ベースを回っているような状態。
俊足の大谷選手を抜き去ろうか言うくらいスピードのあるベースランニングでした。
まさに用兵がズバリ。
本当に気持ちの良い勝ち方でした。
９回裏はとてもスピーディに展開したため、あっという間の逆転劇にメキシコチームは色を失っていましたね。
明日はアメリカとの決勝です。
アメリカチームはメジャー選手がたくさんいるチームです。
もちろん出場していない素晴らしメジャーリーガーもまだまだいるでしょうが、それでも今までの相手とは別格のチームと考えていかなければならないでしょうね。
でも今日のメキシコチームはそんなアメリカチームに勝っています。
もちろんチームの相性というのもあるでしょう。
国境を接しているアメリカとメキシコは政治的にも色々と対立がありますし、負けられるか！という気持ちが強いのだろうと思います。
いわば、日本にとっての韓国戦みたいなものなのでしょうか？
ともあれ、今回の日本チームは夢を見させてくれるチームです。
明日は今永選手が先発。
存分に力を発揮してほしいと思います。
また打線も好調を維持していますし、投手陣も力のある投手が大勢います。
きっと良い試合をして、最高の結果を見せてくれることを期待したいと思います。
試合までそれほど時間がありませんので、ちょっと睡眠が必要ですね。
