今日は仕事で生で中継を見ることができませんでした。
結果はネットのニュースで帰宅途中に知りました。
大変残念な結果です。
サッカーでは格上を相手に勝利をおさめることもあれば、勝てるはずの相手に対して簡単に負けてしまうこともあります。
実力的には伯仲しているコスタリカと日本なら、この結果はある意味当然と受け止めなければなりませんが、帰宅してネットでその試合経過を見てみると、本当にもったいないと言うか、勝てる試合だった気がします。
圧倒的な決定機というものはありませんでしたが、ゴールの可能性を感じさせたのは日本代表のほうが多かったです。
ゴール前で得たフリーキックはいずれもハズレましたし、三笘選手が切れ込んで獲たチャンスも活かすことができませんでした。
ただ、前半、後半通じて、最も得点の可能性があるのが速攻、つまりカウンターなのですが、そういう展開には持ち込みませんでした。
もちろん相手があってのことでコスタリカが引き気味というのもあるのかもしれませんが、それ以上に日本は無駄なパス回しが多かったように思います。
そして最後はやや強引というか、雑なパスで終わり、シュート自体が少なかったです。
もちろんそれはコスタリカも同様で、試合としてはたいへんつまらない試合とも言えます。
コスタリカには決定的なチャンスはなく、唯一前を向いて危険な状況になった状況で決められてしまいました。
キャプテン吉田麻也選手のクリアが中途半端だったと思います。
ネットでも「戦犯」扱いとなっているようですね。
パスとして繋いだのか、クリアなのかわからない中途半端なプレイでした。
油断があったのでしょうか？
集中力を飼いたプレイのように思えました。
前試合でマン・オブ・ザ・マッチとなった守護神の権田選手もあのシュートのコースは見事で止められなかったのは悔しいところですが、タイミングはドンピシャではなく、ちょっとずれていたような気がします。
まあ、これも結果論ですが。
遠藤選手、森田選手と言ったボランチがフリーとなり攻撃参加するシーンが多かったように思いますが、どちらも攻撃型の選手ではなく、噛み合っていませんでした。
２人のうちのどちらかを視野の広い、戦術眼のある柴崎選手にするという選択肢はなかったのでしょうか？
またトップ下で日本の攻撃の要となる鎌田選手の出来栄えはやっぱり悪かったように思います。
前を向いた中央で再度の選手に中途半端なパスを出したり、フリーで受けた決定機も今一つのシュートになったりとキレが良くなかった用に思います。
鎌田選手以外にも攻撃の起点となる選手はいると思うのですが、機能しなかったですね。
ワントップとして先発出場した上田綺世選手も良さが全くありませんでした。
何でもできるプレイヤーというイメージはありますが、怖さがなく、コスタリカにしてみればやりやすかったような気がします。
サイドからクロスしかない日本の攻撃陣にあって、中央に切れ込んでくるドリブルの三笘選手は後半の途中出場、いわゆるジョーカーですが、キラリと光っていました。
ただ、三笘選手がそのようなプレイで相手ディフェンスを混乱に陥れることができたので、左サイドのFWである久保選手をどうして使わなかったのか疑問です。
久保選手もテクニックがあり、中央に切れ込んでの決定力があります。
前の試合で、ものの見事に用兵がピタリと決まった森保ジャパンでしたが、この日はスターティングメンバーから、交代メンバーともに疑問が付きます。
これらも結果論で、勝っていれば批判は受けないのでしょうが、内容が悪かっただけに批判はされるのでしょう。
もう終わってしまったことは仕方がないので、気持ちを切り替えて次のスペイン戦にチャレンジしてほしいです。
まずは勝つことが大前提ですが、コスタリカよりは遥かに難易度は高くなると思います。
スペインがドイツ戦に勝って２勝となってグループリーグ突破を決めると、日本戦は消化試合となって、勝てる可能性もありますが、それは他力本願もいいところです。
いずれにしても非常に厳しくなりましたね。
