悪魔の尻尾

みなさ~ん、元気にしておりますか?

政治家の悪口は言いたくないのだが

エリザベス女王がお亡くなりになり、イギリスでは国葬ということで多くの人が女王に弔意を示しています。
国を挙げての国葬ということがわかります。
同じ国葬でも違いがありすぎて比較できませんが、政治の道具としてさっさと「国葬」と決めてしまった現政権。
やることなすことすべてが頓珍漢ですよね。

つい先日、日曜日の出勤前に日曜報道Theプライムという番組をちらっと見ておりました。
国葬について、橋下徹さんや内閣官房副長官内閣総理大臣補佐官(仰々しい肩書だな)の木原誠二さんがそれらについて説明していました。

木原誠二さんという方は岸田内閣の懐刀とか書かれていましたが、そういう人物には見えませんでした。
目が泳いでいるというか、ビビっているというか、挙動不審に見えました。
何よりも立場から言うと、もっと堂々と物を言うべきでしょう。
語尾が全く聞こえず、ボソボソと喋っていましたね。
自信なさげです。
本来は、そんなタイプじゃないと思うんですけどね。

今更ながらに色々とググってみると、出てきますよね。

ガーシーこと東谷義和さんのことは好きではないです。
いや、嫌いです。
なんでこんなのが国会議員なんだと思います。
ガラが悪すぎますよね。

しかし、ガーシーに批判を受けているこの木原誠二さんも相当評判が悪い人物です。
というのもガーシーがつまらないスキャンダルをまき散らかしているだけならどうでもいいのですが、あの幻冬舎の社長である見城徹さんが、ボロクソに言っています。

その批判が凄まじくて、議員であるとか以前に、人として終わっていると。

これ以上痛烈な批判はないと思いますね。

ともあれ、この木原誠二議員はものすごいエリートです。
東大法学部から財務省(大蔵省)に入り、その後政治家に転身ですからね。
それはもう頭の良い方なのでしょう。

そういう方にしてみれば、自分以外の人間は優れているはずもなく、どこか見下しているんですね。
そういうふうに見えます。


昨年週刊誌に愛人、隠し子報道が出たときに言った言葉も誠意がないですよね。
プライベートな事なので、法律は犯していない、なんてね。
たしかにプライベートな事ですけどね。
それがコロナで自粛を求めていた時期に、若いグラビアアイドルみたいな女性を集めてのカラオケ・パーティとか、暇なんですかね?官房副長官内閣総理大臣補佐官ってのは?
それとも自分は特別に賢いし偉いので、何をやっても許されると思っているのでしょうかね。

人として終わっていると言うのはこういうところにも出ているんだと思いますね。

笑えるのは、自分のボスすらバカにしているところですね。
ありえないことです。
女性が好きで色々なところで吹聴しているようですが、「岸田は俺の言いなりだ」とかね。

人として終わっています。

それにしても岸田政権はボロボロです。
頼りにしているホープからもバカにされ、やることなすこと裏目ばかり。
国葬で支持率アップを狙ったけれど、殺された真相が明るみに出ると統一教会とのズブズブの関係が表に出ていますが、未だに終息させる事もできません。

国民の生活は止まらぬ物価高に対して無策。
5万円をばらまくという下策しか思いつかないようですね。

いや、多分もっとまともなことはわかっているはずですが、調整型の岸田内閣では大胆なことはできないのでしょう。
統一教会との関係もすっぱり切ることもできませんし、安倍元首相のモリカケサクラのこともウヤムヤです。

物価高はロシア、ウクライナの外的な要因があるにせよ、円安を止められません。

でたらめなことばかりをやってきたツケが岸田政権に回ってきたと言えなくもないですが、なりたかったからなったというのではなく、なったからにはしっかりと仕事をしてもらいたいです。
順送りでなれた、なんで俺だけがと少しでも思っているのであれば、さっさと辞めたほうが良いと思いますね。

それにしても次に総理をする人はだれなんでしょうかね。

統一教会問題で、「それのどこに問題が?」ととぼけた一言で国民から総スカンを食らった3代目ボンボンもいましたね。
この福田家の3代も迷言の多い家計なのでしょうかね。
最も優秀とされる福田赳夫元総理は「一人の命は地球より重い」という言葉がありました。
この言葉には賛否ありますので、控えておきます。
そしてその息子の福田康夫元総理大臣は「あなたと違うんです」という迷言がありましたね。
自分の総理退陣表明でまるで他人事のように述べ、それに対して、福田康夫元首相は「自分は客観的に自分を見ることができる。あなたと違うんです」と述べました。
そして問題意識のなさ、危機意識のなさを露呈した、現在若手のホープ、将来の首相とまで噂されていた福田達夫前総務会長ですね。
もうサラブレッドとかいらないですから。
政治家に血統は関係ないです。
血統があればあるほど、しがらみに縛られてまともな改革もできません。

平成の30年間は、はじめにバブルがあり、それが弾けたあとはひたすらそれの後始末でした。
ちょっと並べてみましょう
敬称略
宇野宗佑
海部俊樹
宮澤喜一
細川護熙
羽田孜
村山富市
橋本龍太郎
小渕恵三
森喜朗
小泉純一郎
安倍晋三
福田康夫
麻生太郎
鳩山由紀夫
菅直人
野田佳彦
安倍晋三
17人もいるんですね。
そのうち、安倍さんは2回なっていますから、16人ですかね。
安倍さんと小泉さんは長かったですが、ほかはすべて短命ですね。

特に宇野宗佑さん、女性の指を3本ってありましたね。
あまりに短命過ぎていつもクイズなんかに出題されますよね。
69日です。

海部俊樹さんは、総理になれたのはリクルート事件などで大物議員が謹慎中の隙間にできた内閣。
やはり基盤が弱くて、その後は海部おろしという自民党内の倒内閣運動によって退陣に追い込まれます。
マスコミの力が政治を上回る様になってきた時期かもしれません。

自ら秀才を自認するような大蔵省出身の宮澤喜一さん。
72歳という高齢での総理大臣でした。
竹下登氏、安倍晋太郎氏とともにニューリーダーと呼ばれていましたね。

細川護熙さんはあの熊本藩主細川家の18代目。
彼の作った日本新党は躍進し、自民党政権から政権が移りました。
新党さきがけ新生党とともに大連立政権となりました。
政治改革ということがテーマでしたが、政権を支える先駆けの竹村代表と新進党の剛腕小沢さんとの犬猿の仲が原因で空中分解しましたね。

連立政権の最大数であった新生党の党首出会った羽田さんがなりましたが、彼も短命内閣です。
宇野さんと羽田さんはどちらが短命政権?とか言うクイズも多かったです。
正解は羽田政権の64日間のほうが短いのです。

自民党は奥の手を使って政権を取り返します。
そのためになんと社会党との連立政権。
その条件として総理の椅子を差し出したのが村山政権ですね。
労働組合の人間で、とても総理という雰囲気も力もなかったですね。
自民党も政権を奪うためなら何でもありで、イデオロギーとか関係なかったんですね。

その後は自民党政権に戻り、社会党は自然消滅への道を歩みます。
自民とくっついて、できなくなったから放り投げたという印象しかなかった社会党自然淘汰されてしまいましたね。

自民に戻ってからは面白くないというか、総理の椅子は順番待ちみたいなものです。
橋本龍太郎さんが、まずは座りました。
バブル崩壊後、ようやく日本経済にも日差しが見えてきた頃に消費税増税を実施し、日本経済は大失速し、その後の長期にわたる不況時代に突入します。

小渕恵三さんが首相に。
調整型の人間、人柄の小渕、海外では冷めたピザとか呼ばれたりも。
公明党と連立政権を樹立したのもこの時期でした。
個人的には悪魔に魂を渡した自民はこの時点で終わったと思います。
その前の社会党との連立は、社会党が魂を売り渡した瞬間でしょう。

森喜朗さんは小渕さんの突然死の後、総理大臣になりました。
もともと総理大臣という器でもなく、本人も自覚している通り頭も悪い人物です。
なぜこんな人が総理になれたのか不思議でなりません。
失言が多く、あげだしたらきりがありませんが、一番気に入っているのがIT(アイティー)をイットと読んだことですかね。
こんな人物ですから、支持率も超低空飛行でしたね。
史上最も尊敬されていない(バカにされた)総理大臣だと思いますね。


その後は小泉純一郎さんが首相に。
マスコミをうまく使い、人気を取るのが上手だったのか、イメージ戦略は成功。
郵政民営化こそが改革だというまやかしにまんまとやられてしまいましたね。
痛みを伴う改革だとかうまいことを言うのですが、痛みを伴ったのは国民ばかりでした。
竹中平蔵さんという現在も嫌われまくっている御用学者をブレーンにし、非正規雇用を定着。
氷河期を生んだのはこの時代ではないでしょうかね。
人気はあって、多くの小泉チルドレンというわけのわからない政治家タレントを輩出。
天性の詐欺師かもしれません。

そして安倍さんの1回目。
ものすごく短命で、体調不良で投げ出したというイメージでした。
色々と問題があった中で引き受けた総理大臣だったわけで、あんなに簡単にやめて良いのか?と思ったものです。

安倍さんが辞めた後は福田康夫さんが総理大臣になりました。
すでにナンバー2というイメージがありましたので違和感はありませんでした。
期待感はあったのですが、あんなに簡単に辞めてしまうというのがびっくりでした。
なんというか政権を簡単に投げ出すというのがトレンドになっていた時代なのかもしれません。

小泉さんも安倍さんも福田さんもすべてボンボンの世襲議員ですが、この後の麻生太郎さんほどボンボンという言葉が似合う人もいないかもしれません。
大政治家を何人も先祖に持ち、皇族とも親戚関係、もちろんお金持ち。
何でもかんでも持っている人で持っていないものといえば、苦労。
この人も森さんと変わらず失言癖のあるお方。
印象に残っているのはカップラーメンが400円くらいという発言。

こんないい加減な内閣ばかりが続くと国民も自民党いいかげんにしろよ!となるわけで、それならいっぺん野党にやらせてみようやという機運が高まり、政権奪取したのが、新生党改め民主党

そして鳩山由紀夫さんが総理大臣になりました。
宇宙人と言われるくらい普通の人とはかけ離れた感覚の持ち主で、数々の問題発言、行動がありました。
日本列島は日本人だけのものではないという発言などはありえません。
国益という言葉をわかっていないのでしょう。
彼の言う友愛とはなんぞや?と思いますね。

その後総理大臣になった菅直人さんもひどかったです。
イメージだけで有名(薬害エイズかいわれ大根)になって、やっていることは国民を裏切ることばかりでした。
消費税増税法人税減税。
もうこの頃も財界との癒着はひどかったのかもしれませんね。
菅直人さんのイメージを更に叩き落としたのが東日本大震災原発事故ですね。

民主党は政権を維持するのが難しい状況でジリ貧。
そんな中誕生したのが野田佳彦政権。
消費税増税を打ち出し、非自民政権にとどめを刺した形となりました。

そして自民に政権が帰ってきます。
安倍さん2度めの総理大臣となりました。
最低の民主党政権時代を目の当たりにした国民は、やっぱり自民党という意見が大半でした。
それだけ民主はひどかったんです。
政治の運営ができない素人集団ということもあります。
首長である鳩山氏、菅氏、野田氏がひどすぎたということもあります。
また政権といえども連立で不安定。
更に与党内での派閥争いで、自民がやっていることと変わらん、もしくはそれ以上にひどいという有様でした。
やっとまともな政府に戻る、安倍政権に期待が集まりました。
アベノミクスによって株価は次第に上昇し始めます。
安倍さんの評価は当然上がり、株価が上がり、会社が儲かるようになれば、働いている人たちにもその果実が与えられると信じていたのです。
ところが、果実はすべて富める人たちのもとへ集まる仕組み。
長年に渡る政権運営でたるんだ政治家たち。
それが今なのでしょう。

長々と不満を書き連ねてみましたが、虚しいですね。







 

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