国政選挙ですよね。
話題になっているのか、そうでもないのかわかりませんが、期日前投票を含めて投票は必ずします。
国政選挙のいならず、国民の権利でもありますし、義務でもあると思います。
職場の同僚(40代)が、投票に行ったことがないというのを吹聴しておりました。
余計なお世話だと思いながらも、行くべきだと伝えたのですが、「行かない」と言い切ります。
私 「今の政治に満足しているの?」
同僚「いや、満足はしてないよ。でも誰がやっても同じやん。」
私 「でも投票しないと何も変わらないし、政治に文句を言うなら投票くらいはしようよ。」
同僚「行かないよ。それに不満はあっても文句も言わないから。」
こんな感じで話していたのが数年前のことでした。
政治や経済のことについて興味がないというか、そういう話題はできる限り振らないようにしています。
もうその手の話題になると、オッサンはとても煙たがられますからね。
ともかく投票前に各党の公約などは見ておかないとね。
各党の公約など
①コロナ対策
②経済政策
③原発
④外交・安全保障
⑤その他
①年内の経口治療薬普及促進
②非正規雇用、子育て世代に経済的支援。新しい資本主義で分厚い中間層を再構築
③叶な限り原発依存度を低減、2050年カーボンニュートラル
安全性基準に適合した原発は再稼働
④日米同盟基軸、防衛力強化、相手領域内でのミサイル阻止能力保有
⑤地方を活性化し、世界とつながる「デジタル田園都市国家構想」
①国産ワクチン・治療薬の開発推進
②⑱歳以下に一律10万円給付
③原発依存度を着実に低減
④日米同盟の強化、平時からの緊急事態まで切れ目のない体制を強化
⑤当選無効になった議員に歳費返納を義務付ける法改正
①必要なときに誰でもすぐにウケられるPCR検査体制の確立
②年収1000万円以下で所得税1年間免除。消費税5%へ時限的減税。
2兆円のグリーン・イノベーション基金。マイナンバーカード所有者に3万円のポイント付与。
③原子力に依存しないカーボンニュートラルを速やかに実現(2050年)
④健全な日米同盟を基軸、敵基地攻撃能力の保有は慎重に検討
⑤森友・加計学園、桜を見る会問題に関する首相直轄の真相究明チームを設置
①大規模・頻回・無料PCR検査の実施
②コロナ減収家計対象に一人当たり10万円給付。消費税5%へ減税。
大企業優遇税制の廃止。富裕層への課税強化。
③2030年までに石炭火力・原発の発電ゼロ
⑤企業に格差是正計画の策定・公表を義務付け
①臨時医療施設の増設
②ベーシックインカムの導入。2年間の消費税5%減税。所得税・法人税減税。
③既存原発はフェードアウト
④日米同盟を基軸、領域内阻止能力の構築へ検討。
⑤教育無償化。議員報酬・議員定数3割カット
国民民主党
①無料自宅検査の実施
②国民一人当たり一律10万円給付
④日米同盟の堅持・強化、自律的な安全保障体制
⑤公文書改ざんの厳罰化
れいわ新選組
①公的病院の統廃合見直し
②消費税廃し。最大3ヶ月間、国民一人当たり毎月20万円給付
③即時撤廃
④?
⑤?
①緊急的に臨時病院開設
②10万円の特別給付
④辺野古新基地建設反対
⑤?
おまけ
NHKと裁判してる党弁護士法72嬢違反で
⑤NHKをぶっ潰す
公約は破るためにある
「約束は破るためにある」という言葉があります。
この公約ほどきちんと守られたことはないでしょう。
そして選挙で選ばれてしまえば、選挙公約などなかったことにするのか、巧妙に論点をすり替えたりして、いかにも公約通りに行ったとか言い出したり。
とにかく政治家というのは自画自賛が得意な人たちですからね。
安倍政権がとても長かったので、もはや日本には自民党しかないと言う状況でした。
今回の選挙が終わってもそれは変わらないと思っています。
しかしながら、この30年ほどで庶民の所得は全く上がっておらず、世界的な経済大国から、先進国になんとかへばりついていると言う状況です。
他の国々がリーマンショックから完全に立ち直って、経済成長を続けていますが、未だに日本はバブルの頃の後遺症を抜け出せずにいるような気がします。
それでいて、見かけの状況は良くなったように見えますが、現実には社会はかなり交代していると思うのです。
犠牲になっているのは、若い世代です。
少子高齢化なんて今に始まったことではなく、もう大分と前から危惧されていたことです。
しかしながら、全くそのために必要なことをせず、結婚しにくく、子育てしづらい世の中にしてきたんですよね。
この国を駄目にしているのは既得権だと思うのです。
その最たるものが国会議員かもしれません。
財務大臣の麻生さんに至っては、もはやサラブレッド。
総理の血統何でしょうか。
バリバリの長州閥?
戦後の吉田茂を祖父に持ち、その祖先が大久保利通ですからね。
身内には皇族もいらっしゃいます。
でもね、政治は血統でやるものではないでしょう。
記者からの質問にもいつも暴言というか頓珍漢な答えで庶民とのズレが大きすぎるんですよね。
国政に携わる人が全部庶民になればいいというのではありません。
お金の苦労がなくても、この国の未来を思って、全身全霊をぶつけてくれるなら、良いんです。
でもね、日本の国はコネだとか知り合い、身内、様々なしがらみが大好きなんですね。
本当に大事なものはなにか?
そんなに難しいことを言っていないのですけどね。
では、各政党の公約についてちょっとだけ自分の意見を少々。
自民党
さて、なんだかんだ言いながらも、日本は自民党支配の国です。
それにしても岸田内閣発足したものの、スッカスカな感じしかしません。
森友追求ということを自民総裁選前には言っていましたが、いつの間にか引っ込めております。
すでに総理の椅子を手にしたので、悪事を明るみに出すことができれば、歴史に名を残す総理になるかもしれませんが、多分無理でしょう。
そんな根性も根回しもできそうには思えないです。
経済政策も綺麗事の言葉を並べていますが、どれも曖昧でよくわかりません。
はっきりしていることは、これまで通り、既得権はそのままにということでしょう。
消費税減税はするつもりはサラサラありません。
景気浮揚策として公共事業を考えていますが、もうあんまり効果がないというのはわかっています。
一部の政府御用達業者は潤うのでしょうが、本当に厳しい思いをしている国民には行き渡りません。
公明党
公明党は政権与党にくっついています。
わかりやすいというか、国の政治を司る国会議員が考えた政策とは思えないような、典型的な見やすいバラマキ。
政権与党なので消費税には触れていません。
自民党と同じく、政権与党なので、預かった財布は手放さず、どう配分するのかと言う立場が居心地が良いのでしょう。
当選無効になった議員に歳費返納を義務付ける法改正とか、当たり前過ぎますが、これをどの党も公約にしないのが不思議です。
公明党がまともに見えますが、泥棒に盗ったお金を返せと言っているのと同じですからね。アホくさ~。
政教分離、あるいは不当に優遇されている宗教法人税制改革に本腰を入れてくれたら、ちょっとは好きになりますよ。
ありえないけどね。
立憲民主党
あの民主が母体です。
そしてあの民主の人達が未だにいます。
自民の対抗馬としては力不足すぎ。
自民の世襲議員がのさばるのもこの政党がだらしないから。
でもこの政党も世襲が多かったりするから持ちつ持たれつなのか?
もともと呉越同舟な政党なので、一貫性、まとまりに欠いていますね。
自民も本来は考え方がバラバラなのですが、そこは強烈な縦社会があるのでしょう。
規則のゆるいサークルでは、強烈な上下関係のある部活には勝てないということでしょうね。
共産党
相変わらずですね。
多少現実路線に歩み寄るところはありますが、共産党ですからね。
共産主義は失敗したんですよね。
でも一貫しています。
大企業への増税、富裕層への累進課税などある意味、今必要なことだとも思えるのですが、共産党です。
日本維新の会
ベーシックインカムと2年限定の消費税減税。
外交・国防は自民、保守路線ですが、経済政策は異なっています。
アベ森友に関してはどうもアベ路線との協調があるのか、あまり期待できません。
議員報酬・議員定数3割カットという現実的に可能なことをやってくれるならありがたいですがね。
国民民主党
存在価値がよくわからない政党です。
教育無償化に関しては日本維新の会と同じような路線。
公文書改善の厳罰化って、今更です。
森友はどうするのでしょう?
れいわ新選組
ぶっ飛んでいますよね。
公約実現できるならやってほしいですが、財源はどうするのでしょう?
消費税廃止はともかく、145兆円ものお金をつぎ込んだコロナ対策ですが、3ヶ月後、コロナ問題が解決していなければどうするおつもりなのでしょう。
お金をつぎ込むことばかりで、歳費をどうやって作るのでしょうか。
国債ですよね。
あ、そうか、ずっとデフレだったからハイパーインフレでチャラにするつもりなんでしょうか。
実現不可能なことを政権の取れない政党が夢のように吹聴している気がしてなりません。
党首が元タレントで、ちゃんと考えてやっているのでしょうか?
社民党
まだあったのですね。
何がしたいのかわかりませんが、都民ファーストの女性議員と同じような匂いしか漂ってきません。
昔から反対することでのみ存在価値がありましたが、今は反対しても賛成しても何の意味もありませんね。
NHKをぶっ潰すと言う公約でも上げたらどうでしょうか。