悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

大巨獣ガッパ

 日活の特撮怪獣映画です。
ガッパという怪獣はもちろん知っていたのですが、映画はまともに見たことがないのでした。
Amazonプライムビデオにありましたので、先日、軽い気持ちで見始めました。


なんと言ってもこの映画は山本陽子さんにつきます。
美しいです。
可愛らしいです。
1967年の映画ですから、非常にお若い。
私もまだ自分の記憶がない年齢でしたし、妻もまだこの世に生まれていません。
時代を感じますね。
美しい女優さんですが、山本陽子さんという名前の女優さんを知るときにはすでに結構なお年となっておりまして、きれいだけど、対象外な感じなんですね。
まあ、イメージはハングマンに出ていたパピヨンですよね。

こういう貴重なサービスショットもあったりします



山本陽子さんのネタばかりになってしまいましたね。
怪獣映画としてはどうなんだろう?と思ってしまうくらい、怪獣が暴れまわるということはありません。
セットは頑張って作っていて、そのクオリティは高いです。
大変だったのだろうと思うのですね。
でも怪獣ガッパの造形はともかく、空を飛ぶ怪獣にしては羽は小さすぎますし、羽ばたきもしません。
そういうことをいうと面白さが半減しますが、最近のクオリティの高い映像を見慣れているお子様たちには、これを見せると多分がっかりしてしまうのでしょう。
昭和のよいこで育った私などは懐かしさもあって十分楽しめたのですけどね。

この時代の映像なのですが、想像していた以上に映像はきれいでした。
デジタルリマスターとかの技術なんでしょうかね。

あらすじはまあ、キングコングの丸パクリといっていいでしょう。
キングコングの映画はストップモーションで作られた映像のものが1933年で、もちろん私も生まれていません。
同じようなストーリーの映画はずっと同じパターンで作られていますが、このガッパもそうですし、ジュラシックパーク2なども基本的には同じですよね。
南国の島に行って、そこに住む巨獣の卵から帰った子供を持ち帰ることになります。
そしてテーマパークの目玉と仕様と画策するのですが、親のガッパは怒り、日本へ子供を取り戻しにやってきます。
自衛隊などが迎え撃ちますが戦えません。
子供を愛するのは人間だけでなく、怪獣も同じ、ということで巨大に成長したガッパの子供を空港へ連れていき、そこでガッパ親子が感動の対面をして去っていくというお話ですね。

子供を探しにやってきたガッパ夫婦

感動の再会をはたすガッパ親子

 

初めて飛行するガッパの子供



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