ドウェイン・ジョンソン主演のファミリー映画ですね。
前作の「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」の続編という頃になりますが、特に最初の作品を見ないと全然わからないということもないと思います。
前作はたしかテレビで見ました。
そして今回見ているので、ストーリーはなんとなくわかっているつもりですが、残っていないものですね。
印象の薄い作品なのかな?
今回の映画も多分1年後には記憶から消えてしまいそうなくらい、軽い映画です。
同じ軽い映画でもロビン・ウィリアムス主演の「ジュマンジ」はかなり印象が強く残っているのですけどね。
見た回数自体が2−3回はあると思うので、そういう違いなのかもしれません。
前作の「ウェエルカム・トゥ・ジャングル」から数年後のお話です。
主人公のスペンサーはニューヨークの大学生ですが、学生生活にも疲れて元気がありません。
高校時代の友人たちと地元で再会しようという連絡がありました。
ベサニー、フリッジ、そしてスペンサーとは恋人関係のマーサでしたが、マーサともうまくいっていないようです。
実家に帰ると体の悪いおじいちゃんのエディがいました。
なんとなく心に落ち着きを失ったスペンサーは、地下室にある壊れたゲーム機とそのソフトウェアの「ジュマンジ」を見つけるのでした。
エディの友人であるマイロが遊びにやってきました。
マイロは昔レストランを営業していましたが、今は引退しています。
そんな中、地元の旧友たちとの再会に現れないスペンサーに対して、彼らはスペンサーの自宅へ様子を見に行きます。
そして壊れたゲーム機を見つけて、彼がまた「あの世界」に入ってしまったのではないか?と思うのです。
以前そのゲームで死にかけた経験から尻込みをするフリッジでしたが、考える余裕もなく彼らも「ジュマンジ」の世界へ連れ去られます。
「ジュマンジ」の世界ではその世界で登場するキャラクターとなります。
パワフルなブレイブストーン。
地図作成や幾何学に強いオベロン。
ダンスが得意で中国拳法の使い手のラウンドハウス。
動物の言葉がわかる動物博士のフィンバー。
盗賊のミン。
その他ユニークなキャラクターが登場しますが、この世界の悪であるユルゲンを倒すのが今回の目的です。
映像は派手で楽しく、ゲーム内での冒険体験のある人にとってはすんなり理解できると思います。
ゲームの世界だけにゲームのルールがあり、困難な状況でキャラが死んでしまったりします。
ライフが3つあり、死んでしまうと一つ減り、それがなくなってしまうとゲームオーバーですね。
前作を見たときにも感じたのですが、やはりロビン・ウィリアムス主演の「ジュマンジ」が一番良かったと思います。
ストーリーも展開も含めて。
ビデオゲームなので、その世界になった途端、ゲーム内のキャラクターになってしまうという点が全然違います。
初代のジュマンジでは、ボードゲームを始めた途端、現実世界がおかしくなってしまうという設定でした。
なのでゲームをしている本人たちはそのままなのですが、新しいジュマンジのシリーズは、ゲーム内の世界に転生するような感じです。
そしてそこでのプレイヤーは自分自身ではなく、様々な個性を持ったキャラクターなのですね。
どの作品も映像的にはとても力が入っている映画ですし、それほどえげつないシーンもないので、ファミリーでワイワイ言いながら見るのが楽しい映画ですね。
とはいえ、あまりに幼い子供には刺激が強いかもしれませんね。