悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

GIジョー バック2リベンジ

息子と映画館で見てきたばかり。
前作のGIジョーとはかなり違う。登場人物は変わっていない部分もあるが、派手なアクションがある一方、キャラクターが多すぎたのか、今回はキャラクターを絞り込んでいる。
ストーリーや疑問点は山ほどある映画だが、そんなものはこういうたぐいの映画でどうこう言うことは野暮。

アメリカ大統領に化けた悪人がGIジョーを抹殺する。全滅。わずかに生き残ったのはロードブロックを隊長とする3名と別行動のスネークアイズのみ。
前作で死んだと思っていたストームシャドウが生きており、スネークアイズの変装で特殊な刑務所に送り込まれる。
そしてそこからボスであるコブラコマンダーを脱出させる。脱出時に負傷し、ヒマラヤ?の山奥の寺院で治療を受ける。そこにスネークアイズと弟子の女忍者のジンクスが襲いかかり、ストームシャドウを拉致する。ストームシャドウの師匠殺しの疑いが晴れ、自分を陥れた人間に対する復讐をするため、GIジョーと行動を共にする。
壊滅的なGIジョーはロードブロックを中心にGIジョーの創始者とも言えるジョー・コルトン司令官を迎え入れる。

大統領に化けた悪人が核兵器全廃のために世界の首脳を集めての会議を開く。
そこで核兵器を使用し、それにひき続いて各国首脳も核兵器の使用をする。そして世界の破滅を防ぐためにそれらの兵器を一気に無効化する。
核兵器が無効化したあとに世界の兵器を牛耳る悪の兵器が登場。ロンドンが破壊される。
世界を牛耳る手前でGIジョーたちが登場し、世界の危機から救うというもの。

仇敵だったスネークアイズとストームシャドウが和解?というか誤解が解け、チームの仲間として悪と戦うというのもどうかと思うが、前回主人公だったデュークがあっけなく殺される。と言うよりもGIジョーそのものが壊滅的な状況になる。
GIジョーの本部はどうなったのか?という息子の素朴な疑問。
核兵器の会議が本当にチープ。あんなに簡単に核兵器を発射できるのもあまりにも安っぽいし、先進国の首脳が集まるのはともかく、その中に北朝鮮がいるというのもおかしい。
その他にも突っ込みどころは満載なのだが、まあよい。細かいところは無視して楽しいハリウッドの派手な映像だけを楽しむように作られた映画。
今回の主演のザ・ロックことドウェイン・ジョンソンがやはり存在感があって格好いい。そしてブルース・ウィリスも渋いのである。
スネークアイズ&ストームシャドウの剣術などのアクションシーンもあるが、前回よりもちょっと物足りない感じもする。その代わりヒマラヤでの高所を舞台にしたアクションは見応え充分。「先に敵のロープ斬れよ」というツッコミは置いておこう。


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チラシ、ポスターも前回と同じような感じ。
よく見ると前回は悪が上で茶色のイメージ、善がしたで青いイメージ。今回はそれが逆になっている。細かいところだが…

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