ホビット　竜に奪われた王国

前作で消化不良だった作品の続編。
息子と女房は映画館ですでに見てきたらしいが、私は見ていない。
TSUTAYAのレンタルで借りてきた。

続き物はやっぱり長い時間が開くと忘れてしまう。
なので本当は前作をまた見てから見るのが正しいが、非常に長い作品なのでそれもしんどい。
そしてこの映画も3時間位のとても長い映画。
見どころはたくさんあるし、ファンタジーというものが嫌いでない人は絶対に見るべき映画の一つなのだが、この世界観が受け入れられない人にはこの長い映画を見続けるのは苦痛だろう。
しかし原作「指輪物語」はすべてのファンタジー作品の原点とも言える作品。
いろんなファンタジー小説があるが、相当影響を及ぼしているのは確かだし、剣と魔法のファンタジー・ロールプレイング・ゲームもこの作品がベースになっているものが多いと思う。

前作で凶悪なドラゴンに支配されるドワーフの王国だが、王国の復活を目指すドワーフの王子が中心になって物語が進む。
主人公のホビットはロード・オブ・ザ・リングのフロドのおじさんであるビルボ・バギンス。
前作ではどのように指輪を手に入れたという話が中心だったが、今回はドワーフの王の使いっ走りにような役割。
しかしあの勇気は一体何なのだろう？やっぱり指輪の力の影響？
前作と違って今回はドラゴンが大暴れであるが、またしても尻切れトンボ。
3作目にそのドラゴンとの決着が残されたままである。