話題作ということでTSUTAYAでレンタルしてきた。
いつもどおり女房と息子で鑑賞。
DVDではなく、BDでレンタル。
そう我が家にはPS3があるので綺麗ないBDで見れば良いのである。
画質の違いは歴然で美女は美しく、イケメンはよりかっこよく見れるのである。
前知識は一切なく、どんな映画だと思いながらワクワクして見てみたが、正直いってガッカリだった。
作りが甘く、ちょっと困ったなという気持ち。
どこにでもあるような普通の学生が実は世界を悪の手(今回は妖魔という設定)から守るヒーロー(ヒロイン)だったというラノベの王道のようなストーリー。
主人公クラリーを取り巻く人たちはすべてイケメンで固められ、もちろん主人公も非常に美少女でビジュアル的にはスキがない。
しかし、しっかりしたファンタジーを望むファンにとってはなんじゃこりゃという気持ちしかないだろう。
誰もがトワイライトシリーズを思い浮かべると思う。
世界観はドラキュラや人狼が登場するダーク・ファンタジーだが、なんだか中途半端にストーリーがドンドン先に進み、広げすぎた風呂敷をまとめきれなかったような印象。
おそらくこれらのことは続編を通して語られることになる予定だったのだろうが、どうやら続編が作られないとのこと。
この映画を見てさもありなんと思う。
デキが悪いとは言わない。この程度以下の映画はゴマンとある。
魅力的な主人公とイケメン揃いでそれだけで十分客は呼べるが、それなら普通に恋愛映画を描いていればよく、ファンタジー映画にするには説明不足。
そしてアクションも非常に物足りない。
結局、ダークな妖魔との対決と主人公を中心とした恋愛ドラマがどちらも中途半端。
興行収入は振るわず、制作費の元をとれていないらしい。
そんな状態では続編が出ることはあるまい。
このような最初から続編を見越した作りになっている映画は多いが、興行収入の点で続編の制作が中止になった作品も多い。
こういう映画を見て続編を心待ちにしていたファンはガッカリだろう。
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