今年はコロナウイルスで多くの人が影響を受けたね。
昨日は東京で584人もの感染者。
大阪でも399人。
重症患者が少ないとかインフルエンザで死んでる人の方が多いとか、、色々意見をあるけれど庶民は自分の身を守ることと、状況を心配するしかない。
何よりも病気になった時にそれを見てくれる医療機関が、このままでは崩壊してしまう。
医療事務に勤めている女房もヒヤヒヤしながら仕事をしている。
営業の娘は、得意先がたくさん倒産し、営業成績が悲惨な状況だとこぼしていた。
接触を避けるため、実家には戻ってきていない。
再度の自粛要請というのはなさそう。
経済重視に舵取りをしている。
コロナで死ぬか経済で死ぬか。
大変な選択を迫られている時期だが、そういう時こそ政治家のリーダーシップが必要なんではないだろうか。
横浜で豪華客船が停泊していたときに、日本の措置がどうだとか騒いでいたが、そういうレベルではなくなった。
また、当時、ヨーロッパやアメリカが悲惨な状況になっているが、アジアではひどくなっていないことに対して、アジア人には免疫があるだのいう意見もよく見られた。
騒ぎすぎだと言う意見も多かったし、私も当時はそういう認識だった。
新型コロナの感染力がインフルの2倍、致死率が10倍としても、全国に73人しかいないコロナ感染者に出会う確率は、650万人いるインフルの1/10万。
— 池田信夫 (@ikedanob) 2020年2月21日
リスク=被害✕確率
だからざっくりいうと、コロナで死ぬリスクはインフルの1/5000。こんなわずかなリスクでイベントをやめる企業は情報弱者。
ところが自粛が開けて、しばらくは小康状態だったが、インフルエンザの流行する冬場になると、専門家が心配していたとおり、感染者は増加をたどる一方である。
春先は、自粛という方向を選択したが、もうそういう施策はとらないということ。
経済が死んでしまうからなんだろう。
経済が死ねば、多くの人の働き口がなくなる。
会社や組織が当てにならないことを多くの人が「肌」で感じている。
天変地異を感じて暴走するレミングのようにならなければ良いが。
政治家に対してあれもこれもと求めるのは期待薄いのかも。
安倍前総理はこの状況で投げ出したんだろうか。
体調が悪いので辞めるということだったが、「桜の会」の件でああだこうだとなって引っ張り出されているところを見ると、体調不良が単なる言い訳だったのかという気がしてくる。
菅総理も特に思い切った政策を出来ることもなく、自分が言い出した携帯電話料金の値下げにこだわっているだけで、この危機的状況を打開するだけのリーダーシップを発揮できていないのかな、と感じる。
これはこれでまた別の話題なので、機会があれば、そちらで書いてみたい。
そんな先行き不安ななか、これからどうすればいいのかわからないという状況。
とりあえず仕事のある人は、仕事をするしかないが、通勤はいい気がしない。
満員電車。
あれなんとかしてほしい。
仕事があるだけいいと、すでにお先真っ暗な状況に追い詰められている人たちも大勢いる。
飲食店も厳しく、どんどん潰れているし、中小の旅行会社は軒並みアウトだろう。
大手の旅行会社ですら先行き真っ暗と言われているし、GoToキャンペーンはあってもうまく機能していない。
マッチポンプ。
旅行にいけ、だの、食事をしにいけだの言ったと思ったら、何やら制限付き。
そして、やはり旅行や食事は自粛しろだの、キャンセル事務と手間で帰って「現場」を混乱させているだけなような気もする。
うちの会社だけの話なのかもしれないが、「何か施策をしています」というポーズが大事らしい。
今の政府がやってることも、国民に対して「やっていますよ」というものを見せたいだけ。
そんな気がしている。
人間生きていくためにはやるべきことをやるしかない。
でも不安に苛まれていると人間、精神的に疲弊する。