悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

槇原敬之

かなり以前に覚せい剤で話題になった槇原敬之氏。
「どんなときも」という曲で大ブレークし、その後もよい音楽を出してミュージックシーンの表舞台に立っていた矢先のことであった。
当時、ちょっと危ない感じがするという噂はあったらしい。
結果、覚せい剤所持で逮捕。いろいろな葛藤がある業界だとは思うが、許されることではない。
にもかかわらず、案外早めの復帰を果たした。
それ自体は悪くない。才能があり、その後国民的アイドルのスマップの代表曲ともいわれる「世界に一つだけの花」という大ヒット曲を生み出した。
クリエイターとしては素晴らしい才能なんだろうと思う。
「どんなときも」も「世界に一つだけの花」もどちらも素晴らしい曲であり、楽曲自体は何も悪くはないが、当事者がこの状況では今後どうなることかわからない。
どちらも素晴らしい曲なので学校などの教科書にも採用されていたと思うが、今後はそういうことはなくなってしまうのだろうか。残念である。

私が知らなかっただけだが、彼はゲイだそうである。ゲイそのものを興味本位で書き立てられるのだろう。
クリエイターというのは大変だとは思うが、やはり薬物依存はいけないことなので、以前のように早期に復帰するのは難しいのではないかと思われている。以前もいろんな声があったが、多くの支援者やファンに支えられて、早期に芸能界、音楽界に復帰できた。
昨年からピエール滝、沢尻エリカと大物が薬物で逮捕されている。中には田代まさしのように何度復帰しても再犯を繰り返す人もいる。槇原敬之氏が今後どうなるかはわからない。前回は通常よりははるかに早い復帰であったので、その後、あの公開した反省文のようにきっぱりと断ち切った生活をしていたのか、それともあの反省文はポーズだけでこっそり続けていたのかは今後の捜査ではっきりしてくるのだろう。
ファンには残念だが、あの反省文は本当であったことを祈るしかない。

Copyright ©悪魔の尻尾 All rights reserved.