アヒルと鴨のコインロッカー

伊坂幸太郎の原作の映画化。
映画にするのは難しい題材。
原作と比べてしまうとどうも違うような気もする。
随分と前に読んだので忘れてしまっている部分も多い。
ペット屋、ドルジ、本屋を襲う、そういう部分は覚えている。
河崎とドルジ、椎名、琴美という主要人物も覚えているが、バラバラのストーリーが繋がっていく構成が見事な小説だった。
映画はそういった部分をなかなか出しにくい。
序盤はものすごく退屈な映画。
ダメだな、これはと思いながら見ていたが、終盤にかけてドンドン面白くなっていく。
俳優はいい仕事をしている。
瑛太、濱田岳、松田龍平。
若手だがしっかりした演技のできる俳優である。
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