ワールドカップと並び世界最高峰ともいわれるEUROの大会。
しかし日本ではやっぱりワールドカップほどの盛り上がりはない。
出場国のレベルを見ればそれは素晴らしい試合が繰り広げられるのは間違いないと思うが、やっぱりヨーロッパの大会なのでもうひとつのサッカーの実力国がひしめく南米はいないし、驚異の身体能力のアフリカ勢もいない。
さらにはまだまだ後進国とされながらもアジアもいないし、盛り上がりようがないか。
前評判はしょせん前評判。サッカーは番狂わせがあってしかり。
この大会の番狂わせはイングランドがアイスランドに敗れたことだが、アイスランドに勝ったとしてもイングランドが勝ち進んだとは思えない。
攻撃、守備を含めて高いレベルを維持しているドイツやここまでEUROでは負けなしのスペインなどがやはり注目されていたが、スペインはそれほど評価の高くなかったイタリアにあっさり敗退。
ドイツはその至りを破りさすがと思っていたが、優勝候補とは言われていなかったフランスに敗れる。
それよりもポルトガルが優勝するとは思ってもみなかった。
絶対的エースのクリスチアーノ・ロナウドがいるが、それほど評判は良くない。
前のワールドカップでの戦いを見ればドイツやスペインよりも格下と思っている。
しかし強豪国がつぶしあい、ポルトガルはくみしやすい相手が多かった。
それでも楽勝は一つもなく準決勝以外はすべて延長。
決勝でもフランスのほうが力は上だったのでは？と思うが、そういうものなのだろう。
