悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

東京オリンピック

本日はニュースはいずれも東京オリンピックが次の候補地として決定したことの喜びで占められていた。
前回は惜しくも招致活動がうまく行かず、ロビー活動と言われる根回しが後手後手に回ったようである。
今回はその辺りはきちんと抑えてきたということだろう。
1964年の東京オリンピックといえば、日本の経済成長のシンボルのような大会であり、新幹線が開通した年でもある。
私がちょうど生まれた年が東京オリンピックの年であり、年を聞かれた際には東京オリンピックといえば、年配の方にはすぐに分かっていただけたのである。
しかしながら、現在は私よりも年下が随分と増え、東京オリンピックといえば、ピンと来ない人がほとんどになってきた。
さらに私が子供の頃見ていたオリンピックの大会である、ミュンヘンモントリオールなど全く知らない世代である。
ロスオリンピックくらいまではオリンピックをよく見ていたが、それ以降はあまりみなくなった。
なのでロス五輪は私の中では割りと新しい大会であるつもりだが、その頃生まれていない世代も今や働いているわけで、時の流れは早いものだと感じる。
最近はオリンピックをあまりみないと言いながらも大会があれば、ニュースや速報などを見てしまう。
時間があれば中継もやっぱり見る。スポーツをやっているわけではないが、めったに目にすることのないマイナーなスポーツに触れる機会である。

マチュアスポーツの祭典であったものが、サマランチ会長の商業化が成功を収めたので、ロス以降はプロ化が進んでいる。まあ、何をもってアマチュア、プロとするのか微妙だし、見ている一般人からしたらみんな特殊な人であることに変わりはない。アマチュアリズム云々はもはやどうでもよいかもしれない。
高校野球でもそうである。アマチュア野球だが、優勝する高校や常連校などは草野球の延長ではない。

Copyright ©悪魔の尻尾 All rights reserved.