悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

元気な老人たち

三浦雄一郎が80歳になってエベレスト登頂に成功したとか。
まあ、すごいことだとは思う。ただそれだけ。騒ぐことはない。

エベレスト登頂に一人で達成したわけではあるまい。そんなもの若くても不可能だろう。
だからサポートがあればこそ。そしてこの歳でそういうチャレンジが出来ることは本当に恵まれた人だと思う。
周りの人にも。運にも。
もちろん本人が努力しているというのもある。で、彼が老人に希望を与えたとか何とか。
彼に影響を受けてスポーツに励むお年寄りもいるだろう。

周りの迷惑も顧みず。
面倒を見ている家族たちは大変だ。特に配偶者。
三浦雄一郎くらいになると、スポンサーも付いて、それがビジネスになっているのかもしれない。
ただただ趣味でスポーツをしているお年寄りは一人で周りに迷惑をかけないのならどうぞという感じ。
スポーツに打ち込むためにせっせと整骨院や眼科なんかに通い詰めている方を見ると、それもどうかなあ、と思ってしまう。

団塊世代が定年に入り、お金を持っている、現役時代に役職にいた人間が老後を迎えると、紳士ヅラしていて表面上は良さそうに思うが、非常に扱いに困る人が多い。
客だということで特別扱いされたがるというか…。
まあ、それでもお金のある人が経済社会では強い。こちらは頭を下げて対応するしかない。

そんな私もいずれお年寄りと呼ばれる時が来る。そしてそれはそう遠くない


老人栄えて国滅ぶ。

Copyright ©悪魔の尻尾 All rights reserved.