センター・オブ・ジ・アース2　神秘の島

前作は映画館で3Dで鑑賞。迫力のある映像を楽しんだ。
今回はブルーレイでレンタル。前作を劇場で見たけど、レンタルで十分だと思った。
まあ、レンタルで家で見ると映像の迫力が半減して更につまらなくなると思うが、映像的には今回のほうが面白かったのではないだろうか。
主人公は前回の冒険のお子様が成長し、難しいお年頃。しかも母ちゃんがガチムチの男と再婚し、そこで養われているという設定でその環境に対して反抗している。なんともお子ちゃまであるが、爺さんから送られてきた信号を頼りに冒険へ繰り出そうとするわけだ。
そして義理の父親とは言え、強い責任感を感じているハンクが今回の主人公とも言える。さてこのハンク役の男だが、ドゥエイン・ジョンソンというらしい。え？プロレスラーのザ・ロックじゃないの？と思っていたらレスラーとしてはザ・ロックで俳優としてはドゥエイン・ジョンソンと名乗っているようである。スコーピオン・キングという作品ではザ・ロックと名乗っていたと思っていたが。
非常に格好良く、しかも金持ちという設定なのに微妙なコブ付きのおばはんの再婚相手とは女性にだけは恵まれていない役なのかもしれない。そんなハンクだが結構コミカルなシーンが多い。胸をピクピクさせるのは彼じゃないと無理だと思う。
冒険映画につきもののハラハラ・ドキドキはほぼ皆無である。こんなに大変な冒険映画なのに全く緊張感がない。前作も本当にご都合主義な映画だったが、それに輪をかけて緊張感がないのである。

映画を見ていると既視感がある。息子がうまく表現してくれた。ドラえもんののび太の○○シリーズと同じである。
確かにそう思う。