悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ターミネーター

息子と映画鑑賞。
今回はターミネーター
息子はターミネーターシリーズは2、3、4、と見ているが、これはほとんど見たことがない。
今回見て、妙な感動の仕方をしていた。うん、わかる。
私は、今でも十分に楽しめるクオリティだと思うが、どうだろう。

いかんせん、古い映画である。
しかも低予算。
まだキャメロン監督が名を上げるまでの作品。
この後、エイリアン2ターミネーター2と立て続けにヒットを飛ばす。
そしてタイタニックの成功で、映画界だけでなく、一躍時の人となる。
今や巨匠の仲間入りをしたわけだが、この作品が出るまでは全く無名の監督。
この作品も非常に低予算だったらしい。
しかし映画というものは金をかければ面白くヒットするというものでもないらしい。
もちろんカネがかかってない作品よりも掛かっている作品のほうがいろいろと見ごたえはあるけれど。

この映画を見たのは学生の頃。まだDVDなんてものはなく、劇場ではなく、VHSのビデオで見た。
次の展開がワクワクする映画で、見ごたえがあり、非常に興奮したような気がする。
今では見るに絶えない部分もあるかも知れないが、あの時代にこれだけの作品を作ったことと、
あのストーリー、展開はやっぱり名作と呼ばれるにふさわしい。
ターミネーターは2作目が大作として大ヒットしたが、それはこの1作目のヒットがあればこそ。

未来で戦争があり、それはスカイネットと言われるコンピューターと人類の戦いである。
そのスカイネットに人類は最終的には勝利するが、スカイネットはタイムマシンを完成し、
ターミネーターと言われる殺人サイボーグを過去に送り込み、人類の指導者のジョン・コナーの
母を抹殺することによって歴史を変えようとする。
それを知ったジョン・コナーは部下のカイル・リースをタイムマシンで同じ過去に送り込み、母の
身を守ろうとする。
タイムマシンが登場することからあらゆる点で矛盾があるのがこの物語。だが、この作品は続編が
次々と作られるヒットの原型となる。TV番組にまで成っているくらいだからね。

今更、私がどうこういう必要がないだろうな。

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