悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ターミネータージェネシス

息子と映画に行ってきた。
休みがなかなか合わなかったが、土曜日は息子も休み。
本当は女房も見に行きたがっていたが、パートを休むわけにも行かず。
客の入りはまずまず。土曜日ということを考えると満員でもなくイマイチなのかも。

内容もイマイチだったかな。
ターミネーターシリーズは全部見ているし、それなりにシーンや台詞なども覚えているので、そういう人には楽しめる映画になっている。
初めて観た人には何がなんだか分からない映画だろう。
しかし今回も行きああたりばったりのストーリー?というかタイムマシーンを使った物語でタイム・パラドックスに陥るともはや辻褄がわないことだらけである。
ターミネーターは2作目で終わるべきだろう。
3作目は失敗作と言われているが、今回の作品も見事に失敗作だと思う。
ジョンが悪役なんてのもちょっと何とかしろよと思うし、サラ・コナーがレストランのウエイトレスではなく、すでに戦士というのも。
そして我らがシュワちゃんは老化したターミネーターT800でサラが9歳の時から保護者としてサラの近辺を護衛しているとか、モウ何がなんやらわからない。
カイル・リースはもっと優男のイメージがあるし、サラが美人すぎる。サラは戦士の格好をしているがリンダ・ハミルトンが演じていた2作目ほどの鬼気迫る雰囲気はない。
なんだかのほほんとした感じなのである。

作れば作るほどドンドンおかしな事ばかりになりそう。
未来から来たカイルやサラが子供のカイルに直接メッセージを残すとかありえない。
未来からきた人間が過去の人間と接触する危険性というのはどうなん?と思ってしまうが、モウそんなことはどうでもいいのだろう。
最強の敵であったT1000も割とあっけなくやられてしまうし、なんだかな〜という気分。
それでも1作目の素晴らしい肉体あのシュワちゃん(過去映像)が見られたことはファンとしては良かったんだろうかね。

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