悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ジョン・ウィック パラベラム

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引退した伝説的な殺し屋「ジョン・ウィック」という男の話。
シリーズ化していて、アメリカではかなり人気があり、興行的にも成功しています。
日本では 、そこまでヒットしたイメージはありません。
シンプルなストーリーと派手なアクションを中心とした映画です。

tails-of-devil.hatenablog.com

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シリーズ作品としてこれまで2作とも見ています。
印象は1作めのほうが強いです。
そして前作を超えるために2作目は派手になっているのも、こういったシリーズではアタリマエのことです。

 

 キャスト

ジョン・ウィック

伝説の殺し屋。引退していたが、妻を失い、ポッカリと空いた彼に復讐のきっかけを作ったことから話しが広がっていきます。
ただの殺し屋ではなく、殺し屋を殺す、ブギーマンとして恐れられています。

 

裁定人

裏社会を牛耳る主席連合のメンバー。
掟を破った者たちへの処分は冷徹。

ディレクター

孤児だったジョンを育てた組織の長。
これまで謎に包まれていたジョン・ウィックの生い立ちが語られる貴重な情報。

 

ソフィア

ロッコのコンチネンタルホテルの支配人で、元殺し屋。
ジョンには借り(誓約)があり、今回のジョンが生きるために、協力させられることになります。

ゼロ

今回の凄腕殺し屋担当。
日本人の設定です。
実はジョン・ウィックの大ファンで、殺し屋として純粋に尊敬しているようです。

 

バワリー・キング

ニューヨークの地下情報組織のボス。
普段はホームレスに扮して、伝書鳩を使って情報伝達をしています。
彼もジョンには借りがあり、前回作品でジョンに協力したということで主席連合から処分を受けます。

 

ウィンストン

コンチネンタルホテルの支配人。
ジョンとは古くからの付き合いがあり、信頼関係も厚い。
裏社会の掟である主席連合には忠誠心を持っています。

 

シャロン

コンチネンタルホテルのコンシェルジュ
ジョンには常に敬意を持って接しています。
ウィンストンとともに、シリーズを通して登場。
この作品のいいアクセントになっています。

 

 

 

あらすじ

伝説的な殺し屋「ジョン・ウィック」が引退して5年経過。
ロシアンマフィアのボスの息子が触れてはならない男に触れてしまいます。
妻を失い、失意の中、愛車を強奪され、愛犬を殺されたジョン・ウィックは、ロシアンマフィアを立った一人で壊滅させ、復讐を果たしました。
ジョン・ウィック

殺し屋に戻る気はないジョンでしたが、イタリアンマフィアのサンティーニに「殺し」の依頼を受け、断ると、自宅を爆破されてしまいます。
サンティーニとの闘いになり、彼らに勝利します。
サンティーニは聖域であるコンチネンタルホテルに逃げんこみます。
しかしジョンは聖域で彼を殺してしまいます。
今後はコンチネンタルホテルの利用はできず、彼は殺し屋の組織の掟を破ったことで追われる身となります。
ジョン・ウィック チャプター2)

 

2作目終了したところからのスタートとなります。
サンティーノにジョンの殺しの依頼のオープン契約の金額が700万ドルでしたが、今回のオープン契約はその倍の1400万ドルに跳ね上がっています。
もう、世界中の殺し屋の的になってしまっています。
はじめからのどかな雰囲気はなく、味方であったコンチネンタルホテルも協力してくれません。
それでもコンチネンタルホテルの支配人であるウィンストンはジョンに1時間の猶予を与えます。
その後、ジョンは生き延びるために様々なコネをたどっていきます。
裏社会を束ねる主席連合は、今回のジョンに対して、またジョンに関わった人間に対して厳しい対応をしていきます。
実際に動いているのは裁定人と呼ばれる女性です。
裁定人は、コンチネンタルホテルの支配人のウィンストンには1週間後に支配人を交代する決定を言い渡します。
またホームレスに扮し、情報を提供しているボスのキングにも同じく7日間でその座を引きずり下ろすと宣言します。
結局、ジョンとウィンストンは主席連合の裁定には従わず、逆らうことになります。
ニューヨークのコンチネンタルホテルは聖域指定を外れ、ジョンは再び、コンチネンタルホテルを利用できるようになります。
腹を括ったジョンたちは主席連合、裁定人が送り込んだ殺し屋や精鋭部隊を殲滅します。
裁定人に再び主席連合への忠誠を誓うウィンストンはジョンを銃撃します。
そしてコンチネンタルホテルはもう一度聖域指定を受け、支配人としてい続けることが可能になりました。
ところがジョンの遺体がないことを知り、ジョンは生き延びていることを察知しています。
ジョンは、キングの手下に助け出されました。
キングは主席連合によって7回切られており、恨みも高まっています。
ジョンとともに主席連合への復讐を果たそうとする含みを残しつつ、次回へ続く模様です。

 

感想・見どころ

いつもながら、アクションが派手です。
殺し屋の世界なので、普通の人の感覚や良識というものとハマった異なる価値観の世界の話です。
そして作品を重ねるごとに、殺される人の数が増えている気がします。
殺して殺して殺しまくる映画です。
ガン・フーと呼ばれる銃を使った近接戦闘のシーンはますます増えており、更に今回は、馬を使ったアクションシーンや犬を使った格闘などもあり、バリエーションを付けているなあという気がします。

 今回の殺し屋であるゼロ。
前回の殺し屋のカシアンと同様に、実に礼儀正しい殺し屋という印象。
普段は寿司やを営んでいるのですが、ものすごい違和感があります。
日本を知らない外国人が日本を表現したらこうなる、みたいなかんじです。
寿司屋で音楽が流れいているのですが、きゃりーぱみゅぱみゅの「ニンジャリバンバン」とかありえないと思いますね。

 

 

 

 

 

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