1ヶ月ほど前に購入した本。
そして何度も読み返したりする部分もある。
ブログを書いたりする人にはぴったりな本だと思う。
タイトルにある通り、ズバリそのまま。
ブログなどの文章を「書くのがしんどい」人にはピッタリな内容。
私も結構この本の影響を受けている。
- Chapter1 書くことがなくてしんどい
- Chapter2 伝わらなくてしんどい
- Chapter3 読まれなくてしんどい
- Chapter4 つまらなくてしんどい
- Chapter5 続かなくてしんどい
- Chapter6 書けば人生は変わる
- まとめ
Chapter1 書くことがなくてしんどい
書く以前の「取材」と「思考法」
面白い文章は、ネタが面白い。
自分の中にあるものだけで、文章を書いても面白いものは書けない。
小説家でも、おもしろい文章を自分の頭の中だけで、ひねり出すことは難しい。
ましてや素人の人間が面白い文章を「無」から生み出すことは無理。
なので、文章を書くならネタを仕入れる必要がある!
そしてネタをまとめて文章にすれば良い。
コンテンツメーカーではなく、伝えるメディアとなれ!
まるまる人の著作物をそのまま書いてはダメだが、人の著作物を読んで、自分の頭の中で解釈したものを、自分の言葉に翻訳すれば、それは「あなた」というフィルターを通した、あなたのオリジナルな文章。
書くのではなく、伝える
本の編集者となって、客観的に文章を作っていく。
Chapter2 伝わらなくてしんどい
「わかりやすい文章」の基本
どうしてあなたの文章が伝わらないのか?
読む速度と理解する速度が同じ文章はわかりやすい
難解な文章、難読漢字のオンパレード、わかるようで分かりづらい外来語などばかりの文章は読んでいて疲れる。
そういう文章を書く人は賢いと思われたいようだが、本当に賢い人の文章は、読みやすく、わかりやすい。
大前提として、書き手が内容を完璧に理解していること!
たまに、書き手自身が書いている内容をはっきりと分かっていない場合がある。
そんな文章は読み手に分かってもらえるはずがない。
Chapter3 読まれなくてしんどい
文章を「沢山の人に届ける」方法
文章は読まれてなんぼ。
つまり読まれない文章は、存在していないのと同じ。
グサリ~
私の書いていた過去の日記はつまり存在していないのと同じ。
まあ、日記や備忘録といったものは、人に読んでもらうたぐいのものではないので、竹村さんもそこは認めているが。
ただ、文章を書く理由の大半は、メッセージを伝えたいため。
だからわかりやすい文章を書いて、読まれることが大事なのである。
Chapter4 つまらなくてしんどい
商品になる「おもしろい文章」はこうつくる
読んでもらえる文章とは?
読者に飽きさせない工夫。
読者目線で書かれた文章。
あなたの書く文章に「サビ」はあるか?
読ませどころのない文章は面白くない。
共感8割、発見2割の文章が心地よい。
共感しかない文章はつまらない。
読者は仲良くなれるが、得るものがない。
一方発見だらけというのは共感がなく、読んでいてとても疲れる。
苦痛を感じるはず。
適度な共感と発見が読書を面白くする。
面白い文章とは、読み手の「感情」を動かす文章。
Chapter5 続かなくてしんどい
書くことを「習慣」にする方法
いきなり長文を書こうとしても難しい。
出世魚のようにステップアップする。
メモは数文字の単語だけ→Twitter140文字→ブログ1000~5000文字
Twitterは文章を書く練習にはもってこい。
おもしろい文章は読まれるが、面白くなければスルーされる。
いきなり完成した文章を目指すのではなく、まずは書いてみよう。
書いて、晒して(恥をかきつつ)、改善していく。
文章を書くのになれることが大切。
Chapter6 書けば人生は変わる
「しんどい」の先にある新たな自分
書くというスキルがこれからはとても大切な時代。
SNSやブログなどで知り合う、テキストが初対面というのは珍しくない時代。
書くコミュニけーションのとてつもないパワー
人前で話すのは先天的な才能
文章は努力でうまくなる
後から何度も読まれる可能性があり、拡散力は話すことよりも遥かに大きい。
1億総プレゼンテーターの時代!!
発信力の元になる文章力はこれからますます価値が高まる。
文章を書くために、調べたり勉強したりする→成長を促す
まとめ
文章を書くというのは確かに手間がかかる。
多くの人は同じ内容なら、話すほうが楽。
ただ、それは数人相手のレベル。
何百人、何千人を前に、同じように話せるか?
文章は、例えばバズれば、何万人の人に見られるわけで、自身をアピールするための大きな武器となる。
発信し、有益な情報をどんどんギブする。
まだまだ伸びる「ブルーオーシャン」なのが、発信市場
簡単にまとめたが、ぜひ読んでもらいたい。
読みやすい本だし、文章に対する考え方にも良い影響があるはずだ。
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