寒くなった。
朝起きるのが結構辛い。
真面目に今日もブログを書くつもり。
読んでもらえるブログとは?ということを昨日書いた。
読んでもらうためには、面白いことを書かないとね。
面白い文章とは
何も抱腹絶倒するような笑いという意味の「面白さ」ではなく、読んでいて、気持ちの良いという意味での「面白さ」である。
人様に文章を読んでもらうためには、正しい日本語、きれいな表現というのが大事だと思っていた。
もちろん、そういう部分は大事だ。
でも面白い文章は何も表現がうまいとか下手とかではない。
やはり内容なのである。
中身がともなっていれば、多少文法がおかしかろうと、誤字脱字があろうと、きっと読んでもらえる。
ネタが面白ければ、やはり多くの人は興味を持ち、読んでみるのである。
そしてこのようなインターネットで誰もが発信できる時代。
ブログでもTwitterでも言いたいことがあれば、大抵のことは言っても問題ない。
しかし、自分がどれだけ声高に言っても、誰も聞いていない。
いくら文章を書いても、いくらつぶやいても、その言葉、文章に力がないと、誰の心にも響かず、誰も読んではくれない。
自分の頭の中で考え、自分の言葉を絞り出して書いていく。
それは本当に素晴らしいことで何者にも代えがたいと思うが、普通の人間に、次から次へと言葉を紡ぐ事はできない。
それこそ薄っぺらい独り言のような、本格的な「つぶやき」になってしまう。
なので、面白いことを書くには、自分の中に求めるのではなく、面白い題材を探すことである。
面白い題材を見つけたら、それをまとめてみよう。
まるまるパクってしまうと、これは盗作である。
しかしながら、面白い題材を自分の中で消化して、プラスアルファの意見があれば、これはすでに自分のコンテンツである。
面白い文章でも読んでくれない
先程述べたことといきなり矛盾しているようだが、一生懸命書いて、内容も伴っていても読まれない。
タイトルの付け方や、冒頭の文章というものの力もある。
そもそも書いた文章を読んでもらえると思っているのが間違いである。
人は自分が思っている以上に、「読みたがらない」生き物なのである。
できることなら文章は読みたくないのだ。
子供の頃、小学校で教科書を音読させラリたりしたと思うが、楽しかったのだろうか?
中には非常に読むのが上手で、先生から褒められたりして、楽しかった思い出に浸ることができる人もいるだろう。
しかし、多くの人は、あまり読みたくなかったのではないか?
子供の頃、先生や親から「本を読め」と言われて苦痛ではなかったか?
学生時代の受験勉強でテキストを大量に読んで苦痛ではなかったか?
誰も好き好んで読んでいないのである。
子供時代から、読書が好きという人は、きっと出会った本が素晴らしく、また読解力もあったのだろう。
そして選ぶ本を間違えなかったのだろうと思う。
話がちょっと脱線。私の悪い癖だ。
とにかく人は読まないものと思うべき。
読んでもらうための工夫は、書き手が読み手にすり寄るしか無い。
読め~、読んでくれ~、読んでくださいませ~といくら低姿勢に頼んでも、読みたくない人は読まない。
どうすれば読んでくれるのだろう?
キャッチーなタイトルのちから
本はもちろん、ブログではタイトルが大事なんだろう。
目を引くタイトルをつけると、内容はともかく、まずは見てもらえる。
つまらないタイトルを付けると、それだけで見ることもしてもらえないのである。
とても残念なことだ。
しかしタイトルを付けるというのもセンスがいる。
コピーライターなんて仕事はそういう意味ではとても大きなエネルギーを使ってタイトルを考え、絞り出しているのである。
大変だ。
ブログを書くものとして、ステキで興味を引くようなタイトルは付けたいと思う。
そしてブログなどではタイトルに検索してもらいやすいキーワードが含まれているかどうかというのも大きな点。
このあたりのことはSEOという分野になってくるのだろうと思う。
何もガチガチにSEOを極めるわけではないが、仕組みくらいは知っていてもよかろう。
キャッチーなタイトルで見てもらえたら、次は冒頭の文章である。
挑発的なタイトルで見始めて、冒頭の文章を見る。
2-3行読んで、つまらないなと思ったら、もう読んでもらえないのである。
実に悲しいことだが、これが現実。
しっかりとしたプロの本なら、わざわざお金を出してまで購入した本ということもあり、購入した人は2-3行で止めてしまうことはない。
しかし、無料で読めるブログなどは、2-3行読んでみて、つまらないと読むのを止めてしまうのである。
だから基本は、言いたいこと、最も美味しい部分を冒頭に持ってくる必要がある。
ブログの書き方なんてものを見ていると、決まったカタチというものがある。
冒頭に「結論、述べたいこと」を持ってくる。
そしてそれの理由を述べる。
理由だけでは弱いので、その実例なんぞを加えて文章にボリュームをもたせる。
そして最後にもう一度「述べたいこと」をまとめとして書いて締めくくる。
余裕のある人や、多くのファンに見てもらえるようになると、冒頭の部分はその日の出来事やタイムリーな話題なんかを含めて、読者の読みたい気持ちをさらに上げてくる。
いわゆる落語のマクラに当たる部分だね。
あー、私もそんなステキなブロガーになりたい。
読んでもらえるととても嬉しい。