Amazonオリジナル作品として大変面白いこのドラマ。
シーズン1は一気に見た。
シーズン2も始まったけれど、公開されたのは第4話まで。
その後は1週間に1話ずつ更新するという方針。
今回の作品も冒頭からハチャメチャやってくれています。
シーズン1の終盤に登場したブッチャーの奥さんがなぜホームランダーと?
コンパウンドVはいったい何なのか?
さまよう元ナンバー2のディープの行く末。
ヒューイとアニーの恋やどうなる?
フレンチーとキミコは?
など興味が尽きないが、シーズン2が始まると新たなメンバーが加わって余計にややこしくカオスな状態に突入。
女ホームランダーとも言える、ストームフロントというメンバーがセブンに加わる。
SNSを巧みに操り、たちまちセブンの重要なメンバーの地位を占める。
ホームランダーのクズっぷりも相変わらずだが、ヒーローたち全員が人間として終わっている。
そしてそのヒーローたちを作り上げているのはヴォート社。
このヴォート社の闇を暴くのもボーイズの重要な仕事。
ホームランダーは前シーズンの終盤にヴォート社の顔でもあった、副社長を殺し、会社の経営にまで口出しするようになる。
表には出てこなかった社長がついに登場し、ホームランダーに釘を刺す。
ヒーローをビジネスにしているのではない。
ヴォート社は製薬会社であると。
あくまでヒーローは広告塔に過ぎないと宣言するのである。
駄々っ子のままオトナになったホームランダーが果たして、この社長の言うようにおとなしくしていられるかどうか。
社長の余裕度から何かまだ裏に仕掛けがあるような気もする。
アニーは身の危険も感じ、ついにセブンから逃げ出す。
そして「恋人」であるヒューイと合流し、行動をともにする。
ヒントを貰った彼らはリバティーというヒーローを追う。
そしてリバティーの正体を突き止めるのである。
なんとリバティーはストームフロントである。
彼女はスーパーパワーのおかげで老けないのである(羨ましい)。
ヴォート社にとって作り上げてきたスーパーヒーローの最高傑作は最強のホームランダー。
それ以上に記念スべき成功例第1号がこのリバティーことストームフロントであった。
ホームランダーにとっては新しいメンバーであるストームフロントのことが気に入らなかったが、彼女と合体する(色んな意味で)。
半ば崩壊しているセブンだが、強力な二人がタッグをくんだことで今後、ボーイズはどう戦っていくのだろうか。