久しぶりにあれこれ雑誌を買えながら眺めていた。
毎月400円プラス消費税でかなりの数の雑誌が読み放題のサービスである。
もちろん雑誌の古ページではないものも多いが、そもそも雑誌まるごと読み切るというのもかなりしんどいはずである。
そんな中で飲食店や医療機関の待合室などおいてある雑誌をペラペラをめくる感覚で雑誌を読む人にとっては十分すぎるほどの量である。
こういうサービスがあるので本屋や駅の売店で売っている雑誌はかなり売れなくなっていると思う。
熱烈な雑誌の読者は未だに定期購読していたりするのだろうが、そういう一部の人を除いては適当にパラパラと読みたい記事だけ読むというスタイルだと思う。
そして購入するのも、旅行のときに電車の中での時間つぶしとか、なんとなくコンビニで目にしたからとか、その時の些細なきっかけで成果ない場合が多いと思う。
ともあれ、雑誌の記事の中身はライターさんが書いた記事がどれも似通っていたりすることはあると思う。
同じ時事ニュースを扱い、世間の反応なども雑誌よりも早くネットで醸成されてしまうので仕方のないことではある。
価値のないニュースは雑誌の記事にしても価値は低い。
違った切り口で鋭く指摘しているようなものがあればよいが、毎度毎度鋭い記事を書ける人なんていやしない。いや、もしいたらすでに雑誌のライターなんかやっていないのかもしれない。
本や雑誌は嫌いではないが、ネットでの文字情報、仕事での文字情報にふれることが多いので、プライベートでも文字情報に触れるというのは結構しんどいときもある。
目を閉じてゆっくりと音楽でも聞いている方が落ち着くという人たちの気持ちもわかる。