悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

テレビにネットの情報を同時に流すのがルール違反

昨日からこのニュースで話題になっている。
痛いニュース(ノ∀`) : 民放各局、パナソニックの新型テレビCMを拒否 よく分からない業界ルール違反 - ライブドアブログ

テレビ業界とテレビを作っている家電メーカーは当然仲の良い関係だと思っていたが、実はそうでもないようである。
放送業界はインターネットに視聴者を取られ、マスメディアの主役の座を奪われようとしている、そういう危機感は相当強いようである。
一方テレビを作る家電メーカーはテレビの時代は終わったと気づき始めている。今までどおり放送業界に言われた仕様で作り続けても買ってもらえないということがわかってきた。
地デジというイベントを両者のタッグで強引に勧めてきた。しかし地デジになってもテレビの視聴者は増えるわけではないし、メーカーもテレビが売れるどころか、首を絞める状態になっているところが多い。


パナソニックの発売したテレビがルール違反だとして、民放各社はパナソニックのテレビのCMを拒否するという事らしい。
異例のことである。

新型テレビ巡りパナソニックのCM放映拒否 民放各局 :日本経済新聞
テレビの電源を入れると放送番組とインターネットのサイトなどが画面に一緒に表示されるのは、関係業界で定めた技術ルールに違反するとして、民放各局がパナソニック新型テレビのCM放映を拒否していることが6日、分かった。大手広告主のCMを各局が流さないのは異例。


メーカーは良いテレビを作っても売れないのはソフトが悪いから、つまりくだらない放送しかしないテレビ局が悪い。それならこれから未来のあるネットに行こうという発想。
一方放送業界はインターネットの影に怯えているのか、くだらない既得権を振り回しているようで見苦しい。
今後は業界のタブーとされているテレビをドンドン発売してくれないかと期待している。
BCASカード無しのテレビとかダビング10なんかの規制のないレコーダーとか。

一番期待しているのはNHKが受信できないテレビとかどうだろう。世間をあっと言わせる挑戦的な商品を出してほしい。
技術的なことではない。アイデアである。
しかも一般人、利用者の目線で、その利益になるような商品である。
決して業界にとって利益のあるものはダメ。そんなものは消費者もわかっている。
消費者が熱狂する商品はそういうところにはない。

Copyright ©悪魔の尻尾 All rights reserved.