アデル

リュック・ベッソンの映画ということで女房と息子が借りてきた。あまり評判は良くないようである。ということで期待もさほどせずに見ることにした。ナレーションはクレヨンしんちゃんの園長先生の声。なんとなくコミカルなのかなという予感はあった。
インディ・ジョーンズの女性版という触れ込みがあったのだが、そういう冒険ものではない。ドタバタコメディである。ストーリー上の設定は相当無理のある感じ。ストーリー重視の映画ではないと思いながらも、無意味なコスプレを何度も見せられ、意味のないヌードシーンというのもどうなのだろう？主演の女優さんは非常にキュートで魅力的だけに作品がチョット残念な感じがする。こういうコミカルな部分が楽しめる人はいいけど、個人的にはやや中途半端かな。仮死状態の妹があっさりと復活したり、ミイラたちが普通に砕けた話し方をしたりとかハチャメチャである。
大統領、警察を含めて翼竜プテロダクティルスのハンターも徹底的にマヌケを演じさせているのはTAXIシリーズのリュック・ベッソンの映画にはよくあることかもしれない。
ラストシーンがタイタニックに乗り込むというのも凄く意味深だけど、続編が作られることはなさそうな感じがする。

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