Netflixでたまたま見た映画。
45周年を迎えた日活ロマンポルノのリブートプロジェクト作品。
なんだかよくわからないが、かつてのにっかつロマンポルノを復活させようと意気込んでいるプロジェクトのようである。
間宮夕貴、永岡佑出演。まあ、それなりの俳優でAV女優やAV男優とは違うが、一流の俳優というわけでもない。
作品自体は割と退屈な展開。何が言いたかったのかがいまいちわからないまま終わった。
ロマンポルノというだけあって、それなりの激しい濡れ場はあるが、AVを見てきた現代にはなんてことない。しかしハードな辛味がなくても、刺激的なシーンは撮れる。そういうことを示したかったのではないかと勝手に思う。
日活ロマンポルノはAVが出るまでは映画館でピンク映画の中でもブランドとしてあったものだと思っている。学生のときに、新世界の劇場で見たときは非常に刺激的であったが、低料金にも関わらず客席はガラガラで、汚いおっさんがちらほらいるくらいであった。
大学生から社会人になる頃にはビデオが普及し、アダルトビデオが普通に手軽に見られるようになって、ますますロマンポルノというジャンルは枯れていったのだろう。
で、AVとポルノはどう違うのか?私にはわからない。ロマンポルノは一応ストーリーが有り、ポルノ女優といえどもあえぐシーン以外にも芝居が必要だった。AVもストーリーがあるものもあるようだが、あってないようなものである。いや、やっぱり違いがわからない。