ジャン・レノ主演のアクション映画。
凶悪犯に対する特別チームを率いるベテラン刑事、セルジュ。
銀行強盗が発生し、過去に逮捕したことがある凶悪犯の犯行として追い詰めるが、行き過ぎた逮捕などで非難を浴びる。
新しい署長として任命されたのは同世代の男。彼は出世コースであり、こちらは現場の叩き上げで反りが合わない。そして主人公が愛する女性の夫でもある。
愛する女性も刑事であり、セルジュのチームのメンバー。
ところが強引な捜査の批判はあるが、凶悪犯を放っておけず、行動をする。その結果チームのメンバーで愛する女性、上司の女房である女性を死なせてしまう。
当然のごとく、上司である署長から責任のすべてを被せられ、彼は拘束されてしまう。
凶悪犯は野放しのままであるが、信頼できる若手刑事が動き出す。
彼は子供の頃、身内を殺された過去を持ち、子供の頃から豪腕刑事だったセルジュの後ろ姿を見て育ってきた人物。そして署長に彼の力が必要だっと説き伏せる。
死闘の末、凶悪犯を捕まえる、というストーリー。
ありきたりのストーリーで先が読める展開。
かなり激しい銃撃戦があるが、主人公のジャン・レノはもうかなりの高齢だと感じさせる。分ききはもちろんあるが、アクションが乏しい。
スピーディな展開でわかりやすいストーリーなので見ていて飽きないが、心に残るという映画ではない。
アクション映画好き、刑事モノが好きな人は見て損なし。
そんな映画。
