悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ドラキュラZERO

ルーク・エヴァンス主演のドラキュラ映画。
しかし往年のドラキュラ映画とは一味違う作品。
ドラキュラ映画でありながら、ドラキュラは悪ではなく最愛の人たちを救うためにあえて悪と契約する、みたいなストーリーで主人公のエバンスがめちゃくちゃかっこいい映画。
オリジナルの
三銃士に出ていた頃から注目されていたが、あの頃は劣化版オーランド・ブルームという感じしかしなかった。
しかし「ホビット 決戦のゆくえ」で英雄役を演じてそれがとにかくカッコよくこの作品の主役と言ってもいいくらいだった。
今回の作品でもアクションもそうだが、鍛えあげられた肉体を披露し、イケメンというわけではないが、ワイルドな男の魅力をいかんなく発揮していたように思う。
Blu-rayでレンタルしてきたので映像もキレイだったが、オマケ映像の未公開シーンがあったりして楽しめた。
バーバガーヤのシーンなんて力の入ったシーンだが、全部カット。もったいないとも思うが、この映画の主題から離れてダレてしまうのでカットは正解とも思う。
ラストシーンで時代は一気に現代になり、バンパイアのヴラドとその奥様であったミレナが出会う。「前世と現世を分ける云々」の言葉がキザでかっこ良く、なんという映画のまんまのナンパだと思ってしまう。
映画の楽しみ方に美女を見るというのがあるが、今回の美女は奥様のミレナ役の女優。サラ・ガドン
かなりの美女である。あどけない雰囲気であんなに大きなお子様がいるとは思えないほど。
あの時代では若くして結婚出産するのでそんなものかもしれない。1987年生まれだから実際まだ若い女優さん。ラストシーンで現代女性としてショートカット姿で登場。化粧もずいぶんと違い、これはこれでキレイだが、やっぱり主人公ヴラドの奥様役のほうがハマっていたと思う。

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